こんにちはジョナサンです。中国語検定『漢語水平考試』(HSK) 3級の試験結果が到着いたしましたので、今回報告いたします。ゴールデンウィーク後の5月上旬から勉強をはじめて、試験が6月14日でしたので、勉強期間はおよそ1ヶ月ちょっとというところです。ちなみにそれまでは一切中国語の勉強をしたことがないので、まさにゼロからの挑戦ということになりました。
試験結果
結果ですが、見事182点でぎりぎり合格ということになりました。合格点は300満点中の180点ですのでかなり危なかったです。内容は上の画像を見てもらうとわかると思いますが、リスニングが55点・リーディング66点・ライティング61点の合計182点です。予想通り、リスニングがズタズタでしたが、日本人が得意とするリーディング・ライティングでなんとか埋め合わせできた感じです。試験直前はリスニングを一切やらずに、リーディングとライティングに全ての時間をかけましたので、それが功を奏した感じです。ただ4級からはなかなかこのような付け焼き刃の勉強法では難しそうです。
試験当日の感想
試験会場は横浜国立大学でした。試験会場にはTOEICなどとはちょっと雰囲気が違って、おじいちゃんや小学生もいたりして幅広い受験者層でした。試験会場を見た感じ、4級・5級が一番多かったような気がします。5級・6級の試験は中国の大学へ留学するために受験する人が多いので、大学生が多かったです。リスニングで使用されたラジカセがドン・キホーテで売っているようなHIPHOP柄の重低音サウンドでしたのでびっくりしましたが、音質は問題ありませんでした。
これからHSK3級に挑戦する人についてのアドバイス
HSKの3級はほとんど範囲が決まっていますので、HSKの試験に合格したいという人はまず HSKの公式問題集とテキストを買いましょう。私のように全く中国語が初めての人はHSK1級と2級の公式テキストから入ることをおすすめします。HSK3級はHSK1級とHSK2級の内容に上乗せした形の問題になっています。(ちなみにHSKでは一番やさしい試験が1級で最上級が6級になります) HSK公式のテキストと辞書があれば十分合格レベルに到達するでしょう。かなり集中すれば、3週間くらいでも合格レベルに到達できるかもしれません。しかし過去問を見る限り、4級から上になるともう少し幅の広い学習が必要になるでしょう。
試験のことだけを考えれば、リーディングとライティングで8割方とれれば間違いなく合格できると思われますが、実際の語学力はリスニングとスピーキングができなくては意味がないですね。次回またHSK4級に挑戦するときは、こちらで連載したいと思っております。