学生時代にバイトでお金を貯めて旅行をする人は多いと思います。
日本では決して見ることのできない風景を求めて海外へ。
カナダでオーロラ鑑賞の旅などいかがでしょうか?
カナダ ホワイトホースへの旅
今回ご紹介するのは、カナダ ユーコン準州のホワイトホース。
オーロラの他にも、犬ぞりやスノーモービルなども楽しむことができます。
ホワイトホースへの行き方は、飛行機でバンクーバー空港で乗り換えるのが一般的です。成田空港からバンクーバーへは、エア・カナダと全日空の共同運航便、ならびに日本航空便の乗り入れがあります。
フライト時間はバンクーバーまで行きが約9時間程度で、帰りが約10時間くらい、そしてバンクーバーからホワイトホースへは1時間半くらいですが、天候のコンディションやシーズンにより変更される場合もあるので、詳細は航空会社に確認してください。航空チケットもシーズンによってエコノミーでも10万円~50万円以上と差がありますので、こちらも航空会社や旅行代理店に確認してください。
カナダでも見られるオーロラ
オーロラといえば、寒い北欧のイメージですが、オーロラの発生と気温は関係なく、「オーロラベルト」と呼ばれるエリアであれば、条件が整えば見ることができます。
カナダでは、11月中旬から4月上旬の冬シーズンのほかにも、8月中旬から9月下旬の夏シーズンにもオーロラが現れることがあります。雪と氷が解けた後の、湖面に映るオーロラの写真は、例えようもないくらい美しいです。
冬のオーロラは、防寒着を着て鑑賞します。ホワイトホースの観測地の気温は、マイナス30度を下回ることもあります。そんな極寒の状況では、吐いた息が睫毛について凍ります。
市街地からちょっと離れたオーロラ鑑賞地へは、ツアーのバスで向かいます。
テントやキャビンがあり、外で冷えた身体を時折温めながら、オーロラを鑑賞します。
天候や、太陽活動によっては、オーロラを見ることができない日もありますが、カナダではシーズン中に3日間観測すれば、9割以上の確率で見ることができると言われています。筆者がホワイトホースに訪れた12月は、5日間滞在し、そのうち3日間オーロラを見ることができました。
こんなに頻繁にオーロラが見られるカナダでは、地元の人はオーロラが当たり前すぎてわざわざ見ることはないのではないかと思い質問してみたところ、「もちろん見るさ。すごいオーロラが見えてるときは、知り合いに電話して『外を見ろ』って教えるよ」と答えてくれました。
オーロラ以外のアクティビティ
オーロラ以外にも、カナダのホワイトホースでは様々なアクティビティを楽しむことができます。
犬ぞり体験では、ハーネスをつけた犬たちにソリを引っ張ってもらい、実際に犬ぞりを操縦しながら雪原のコースを走ります。バランスを取りながら、時折掛け声を発しつつ、ホワイトホースの自然を堪能できました。
また、スノーモービル体験は、犬ぞりとも異なり、スピード感が魅力です。凍った湖の上をひたすら一直線に滑走したときは、「この時間がずっと続けば良いのに」と感じました。
他にも、ホットスパや、野生動物保護区の見学など、カナダのホワイトホースには楽しめる場所がいろいろあります。
一生に一度は体験したいオーロラ鑑賞、今年の夏か冬シーズンに行ってみてはいかがでしょうか?