日本三大桜の中に「三春滝桜」があるが、ここ福島県にはまだまだ桜の名所がある。
その中のひとつに、須賀川市の「釈迦堂川の桜並木」がある。
昨日は風が強くて桜の花びらがはらはらと散って行くのは少し寂しいが、色とりどりのこいのぼりが音をたててはためいている風景は、空の青さと相まって見ものである。
ここにこいのぼりが掲げられるようになったのは、1987年(昭和62年)からだというから、28年ほどの歴史があるのだ。
地元 須賀川市が毎年寄付を募ってあつめられるこいのぼりは、その数700~1000匹ほど。
釈迦堂川の遊歩道で、桜をながめながら犬を散歩させる人やジョギングする人たちがポツポツといるものの、川沿いは子供を連れて花見見物をする家族連れがほとんど。
桜の花の開花時期も、須賀川と三春とではさほど違わないし、「三春の滝桜」から車で30分ほどなので、足を伸ばしてみるのもいい。
若干にぎわってはいるものの、滝桜ほどは混んでいないから並んで見ることもない、長い待ち時間の心配などなく気軽に出かけられるのだ。
写真を撮りながら、ぶらぶらと散歩するのにもうってつけだ。
写真: 筆者が撮影したものです
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