バーチャルなハワイを楽しんでリアルな旅につなげよう!HAWAI’I EXPO2017取材レポート

  by 古川 智規  Tags :  

2017年7月15日(土)から17日(月)まで渋谷ヒカリエで開催される米ハワイ州観光局主催の「ハワイエキスポ2017」(HAWAI’I EXPO 2017)を取材した。

受け付けは空港のチェックインカウンターのようになっており、会場に入ることそれ自体が海外旅行のように演出されていて面白い。

チェックインカウンターではスタンプラリーに使用される「パスポート」やボーディングパスに模した会場案内が手渡される。

会場内の案内放送チャイムも成田空港のものを使用しており、なかなか考え抜かれている。

ハワイ州観光局主催とあって、観光局のブースにはハワイのパンフレットが配布され手にする人の列は途絶えることはない。

「野生のイルカと泳ぐツアー」を軸にハワイに宿る更なるパワーや魅力を体験できるツアーを運営している『アンド・ユー・クリエーションズ』では、会場内ブースでVR技術を利用したバーチャルツアーを体験できるとあって、なかなかのにぎわいを見せていた。

VRゴーグルを装着すると臨場感あふれる光景と音響でまるでハワイにいるかのような感覚を覚える。

クルーザーからスタートした映像は自分の動きに合わせて視点が360度変わるリアルさで、できれば安全なスペースを確保して体験しないと酔ってしまいそうな勢いだ。

実際に行ってみないと本物の感動は得られないのだろうが、とりあえずバーチャルで予行演習を済ませてからハワイに旅立つのも手だ。すでに夏とはいえ、最近の海外旅行は気軽に行けるようになったことを考えると、思い立ったが吉日と言わんばかりに航空券を確保しても十分に間に合う、いい時代になったと思わずにはいられない。

腹が減ってはバーチャル海外旅行もできぬと、ハワイのソウルフードであるロコモコを食べてみた。
日本人に人気のてりやきソースと、デミグラスソースから選択できる。会場内での食もハワイ気分でいきたい。

暑い夏には冷たいドリンクもハワイ風で決めたい。
レモネードは甘くなく天然のレモンから作った本物志向。大人のレモネードだ。
アサイードリンクは飲むと、甘く濃いパワーフードたっぷりで力が湧いてくるような気がする。

バーチャルながらハワイのビーチで写真を撮ったかのように見えるフォトコーナーもあり、食べても見ても撮ってもヨシの楽しい会場内だった。

期間中はスケジュールに沿ってメインステージでショーが開催される。
ホノカ&アジータのウクレレデュオが開催中だったので動画でご覧いただこう。
映像はHD、音声は2チャンネル96kHz/24bitのハイレゾで収録したが、残念ながらYouTubeで再エンコードされているのでハイレゾでお聞きいただけないのが残念だ。
■HAWAI’I EXPO 2017
https://youtu.be/X0TJl46icPY

ミスハワイも来場し、記念撮影に応じていた。

航空会社ブースでは、各キャリア自慢のシートを持ち込んで来場者は自由に体験することができる。
日本航空はプレミアムエコノミーで勝負だ。航空運賃は安くなったとはいえ、ビジネスクラスやファーストクラスはまだまだ高嶺の花(たかねのはな)。であればとプレミアムエコノミーで本物の体験をしてもらおうと考えたのか、なかなか盛況だった。キャビンアテンダントが質問にも答えてくれるので、わからないことはどんどん質問すればいいだろう。

デルタ航空では、記念撮影用にパイロット等の制服や制帽を貸してくれるので、これを身にまとい撮影する来場者もかなりいた。ただし、制服や制帽姿で客室のシートに腰掛けての撮影は現実にはあまりない光景なので、バックパネルを背にして立って撮影に臨みたい。

開催期間が3日間なので、実際に来場できる人は限られるだろうが、ハワイは逃げないのでこの夏はちょっとリッチにリアルなハワイ旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。
最終日の17日は10時から16時までの開催で、入場は無料。ゲートは渋谷ヒカリエ9階だ。

※写真・動画はすべて記者撮影・収録

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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