象鼻杯ってナニ?早朝の万博公園で楽しむ風流なお酒とハスの花

ジメジメと暑い梅雨。大阪の万博記念公園で涼を感じるイベントの「早朝観蓮会」を開催中。また、期間中の15(土)、16(日)、17(月・祝)日には「象鼻杯」とハス酒の試飲会も併せて行われます。

朝6時からの早朝観蓮会

広大な敷地を誇り、さまざまな楽しみ方ができる万博記念公園。その敷地の北側に広がる日本庭園にある「はす池」では、26品種約1200株のハスと、7品種約1000株のスイレンが植栽されています。

7月に花の咲くハスですが、一日の中にも見ごろがあります。日の出とともに花が咲き、午後には花が閉じるハスの花がもっとも美しいのは、何と言っても早朝。そこで万博記念公園では、ハスの花の持つ魅力をたっぷり堪能できる早朝に観蓮会を開催。

普段は9時30分からの万博記念公園の開園時間を6時に早めて開園。会場となる、はす池には朝日に照らされたハスの花と、強い香りはまるで極楽のよう。

早い時間にも関わらず、多くの人が、はす池を訪れます。

象鼻杯(ぞうびはい)って何?

また万博記念公園の早朝観蓮会の名物となっているのが、土曜、日曜、祝日に開催される象鼻杯。

茎がストロー状になっているハスの葉っぱの上部に穴を開け、葉っぱを杯に見立てて、お酒を入れて飲む姿が、象が鼻を持ち上げた様子に見えることから名づけられた象鼻杯は、古代中国が発祥の暑気払いのイベント。お酒にハスの青い香りがブレンドされ何とも風流。

しかも、早朝観蓮会も象鼻杯はどちらも無料。万博記念公園の入園料を払えば、どちらも追加料金なしで楽しめます。なお、象鼻杯は先着300名、ハス酒の試飲は先着100名の限定となっております。のんびりしているとなくなる可能性もあるので、早めの来園がオススメ。

ジメジメと出掛けるのが億劫になる梅雨。思いっきり早起きして万博記念公園で風流な朝酒を飲みに出掛けませんか?もちろん飲酒運転は、法律で禁止されています。象鼻杯やハス酒の試飲を体験される方は公共交通機関のご利用をお願いします。

イベント情報

イベント名:早朝観蓮会&象鼻杯
住所:大阪府吹田市 万博記念公園 日本庭園はす池
電話番号:06-6877-7387
料金:無料 ※入園料が必要(日本庭園)/大人250円、小中学生70円
開催日:2017年6月30日~7月2日・7日~9日・14日~17日
※象鼻杯は土日祝のみ
開催時間:早朝6時から
HP:http://www.expo70-park.jp/event/14385/

けいたろう

旅するグルメライターけいたろう。 主に京都と大阪を歩き回って旅とグルメの記事を書いてます。 ほかには関西の面白いイベントなどがあれば、 駆けつけてレポートも書きたいと考えております。

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