知らなきゃ損!? 4月から変わる3つのコト

4月は新年度が始まるだけでなく、新たな制度が誕生したり従来のシステムが移行したりする月でもあり、中には知らないと損をしてしまう制度やシステムもあります。ここではそんな4月から変わることでも、知らないと損をしてしまうような3つのコトを紹介します。

1.携帯の料金が安くなる!?

携帯ショップなどの店頭でよく見かける“実質0円”の文字。これまで携帯本体の“実質0円”のような低価格は高額な月額料金によって実現されていました。
しかし、総務省が2015年12月に従来の“実質0円”の販売方法を見直すように各社に指示したことにより、4月から携帯の通信料金が値下げされて携帯の本体価格がこれまでより上がる方針で、同じ機種を長く使うほど得をするシステムに変わるようです。

2.小中学校のカタチも変化・・・

現行の9年間の義務教育システムは小学校6年間、中学校3年間というものですが、この“6・3”の義務教育システムが全国統一的で地域の実情に即していないと専門家からの指摘や、中学校に入学したての中1生が環境の変化についていけずに不登校になってしまういわゆる“中1ギャップ”を防ぐ対策が要望されていたことを受けて、この4月から“義務教育学校”が新たに制度化されます。
これは、市区町村が地域の実情に即して従来の小中の9年間の区切りを“4・3・2”や“5・4”のように変更でき、さらにカリキュラムの変更なども可能で、この義務教育学校による、より一層のきめ細やかな教育が期待されています。

3.電気料金も安くなる!?

最後は既にテレビなどで大々的に報道されていますが、これまで大手の電力会社が地域別に独占販売していた電力の販売が4月から自由化される、“電力自由化”が開始されます。
この“電力自由化”によって、各家庭が電力を購入する会社を自由に選べて選択肢が広がるのはもちろんのこと、ガスや携帯とのセット販売が行われるなど多様なサービスが展開され、企業間の価格競争によって電力料金そのものが安くなり電気代の大幅な節約などが予想されます。
さらに価格やサービス以外でも環境に配慮した自然エネルギーでの発電をセールスポイントにする企業も登場するなど、これまでは不可能だった個人の主義主張に合った選択も可能になります。

携帯料金の変化・義務教育学校の誕生・電力自由化など、4月からはこれまで以上に個人の選択が必要とされる時代になりそうです。

※文中の画像は全て『写真素材 足成』(http://www.ashinari.com/)より。

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