喋る人形は、よりスマートになるが、心配すべきだろうか?(2)

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 Hello Barbieのような、インターネットに接続された、会話ができる人形は、子供たちを魅了するが、親を不安にさせる。 2015年12月17日

 By Geoffrey A. Fowler、WSJ

2)AppleのSiriを、人形に組み込む。

 AppleのSiriのような技術を組み込んだ、スマートな人形が、米国に出現した。

 スマートな人形、Hello Barbieのシルバーのベルトのバックルを押すと、この人形は、子供の声を録音して、Wi-Fiネットワーク経由でクラウドに送り、言葉を分析して認識し、予め録音された応答メッセージを返し、子供の会話に答えるようになっている。

 My Friend Caylaという名前の、他のおしゃべり人形が、クリスマス・シーズンに、海外でデビューした。

 この人形は、スマートフォンと連携できる、より初期の段階のスマートな人形である。

 このDinoは、しゃべる恐竜であり、Cognitoysと呼ばれる、ベンダから、来年にも提供されるだろう。

 このしゃべる恐竜に、インテリジェンスを持たせるために、IBMのWatsonスーパーコンピュータを利用している。

 Siri技術を組み込んだ、スマートな人形の、音声認識システムの技術が、まだ、初期の段階であった。

 スマート人形、Hello Barbieは、ときどき、Rileyの言うことを誤って解釈したり、無視したりした。

 Hello Barbieの気に入らない返答が多いと、欲求不満で、「私は、あなたとしゃべっているのよ。」と、Rileyが叫んだ。

 スマートな人形は、子供たちがしゃべる曖昧な言葉や、ユニークなスピーチ・パターンを理解し、すぐに、適切な応答を返さないと、子供が欲求不満になることがあるようだ。

 子供と会話できる、スピーチ・ベースの技術を使用して以来、これらのスマートな人形のシステムは、自分たちの性能を改善するために、十分なデータを、まだ、持っていない。

 Mattelとパートナーを組んで、技術会社ToyTalkは、スマートな人形、Hello Barbieを、小さな子供がいる家庭にもたらした。

 スマートな人形、Hello Barbieは、より適切に、子供のスピーチを分析するのを助けるために、子供の声を録音し、クラウドにストアして、分析し、応答を返した。

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