IBMのWatson AIソフトウェアを搭載したロボットが、日常の生活に登場する。

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 IBMのWatson人工知能(AI)ソフトウェアを搭載したロボットが、日常の生活に登場する。 2015年10月23日

 By Amir Mizroch、WSJ

 将来も、超スマートな人工知能(AI)ロボットにより、奴隷にされ、悩むことはないだろう。

 日常の生活において使用する、超スマートなパーソナル・ロボットは、人に脅威をもたらすというより、むしろ、例えば、背の届かない、店の棚から、商品を取り出すのを助けることもできるようになる。

 IBMのWatsonスーパーコンピュータの人工知能(AI)ソフトウェアを開発した、CTOのRobert High氏は、工場で製品を組み立てるために使用されている、産業ロボットの採用が増えるに従い、超スマートなパーソナル・ロボットが、人間とマシンの対話の次の段階を形成することを期待している。

 我々は、ホテル、銀行、あるいは、スーパーマーケットなどで使用されている、スマート・ロボットの新たな波を見ていると、Robert High氏は述べた。

 Robert High氏によると、60年以上に渡り、使用されてきた、人とマシンの、2次元的な対話方法の時代は、終息していくだろうという。

 これらのAIロボットは、人が言うことを理解するだけでなく、その人の状況に合わせ、言葉の内容を理解するようになるだろう。

 我々は、メインフレームとの対話手段の1つである、1次元のパンチカードでスタートした。

 次に、我々は、物理的、あるいは、論理的なキーボードを持つ、ラップトップやスマートフォンのディスプレイの、2次元の世界で、コンピュータと対話できるようになった。

 さらに、我々は、ゲームの3次元の空間を通した、ナビゲーティングのような、3次元のグラフィックの世界を持つようになった。

 AppleのSiriのような、仮想アシスタントは、ユーザが、2.5次元の世界で、自然な音声コマンドやタッチ操作、ジェスチャーなどで、コンピュータと対話できるようにしていると、Robert High氏は述べた。

 Siriのような技術は、声の抑揚や句読法などを、まだ、認識していないので、ユーザは、人と会話している気分にはならない。

 Robert High氏によると、Siriのような技術は、まだ、基本的に、2次元的な経験であるという。

 IBMは、人のボディ・ランゲージや顔の表情を認識することにより、人の振舞いを、ロボットに教えることができる、Watsonスーパーコンピュータの人工知能(AI)ソフトウェアを、ロボットに組み込んだ。

 IBMは、人工知能(AI)分野への支出を増やし、「認識コンピューティング」と呼ばれる技術に焦点を合わせ、ハードウェアの売上が低下しているので、このAI技術を、成長のエンジンにすることに取り組んでいく。

 IBMの最新の人工知能(AI)ロボットの実験は、過去9ヶ月以上に渡り、日本とテキサスのAustinにある、Watsonグループの研究所で実施されている。

 このAIの研究には、SoftBankとAldebaran Roboticsにより作成された、ロボットに、IBMの人工知能(AI)ソフトウェアを搭載して実施された実験も含まれているという。

 SoftbankのAIロボットの認識能力を向上させるために、IBMとSoftbankとAldebaran Roboticsは、パートナーシップを結んだ。

 Aldebaran RoboticsのPepperブランドのロボットは、既に、市場に登場しており、目新しい存在になっている。

 PepperブランドのAIロボットは、お客様を歓迎するような、基本業務を行うために、日本の、いくつかのホテルで使用されている。

 IBMの研究者は、現在、AIロボットが、言葉だけでなく、ボディ・ランゲージや、個人の顔の表情を認識できるようにするために、自動ジェスチャー認識の技術を研究している。

 IBMが開発している、AIロボットは、ビデオ・カメラ、マイク、および、スピーカを装備しており、さまざまな可動エレメントや、異なった感情的な状態を表現するために、虹彩の色などを変化できる、大げさな目を持っている。

 Watsonの「感情分析」ソフトウェアは、AIロボットが、人との会話の主題、口調、および、フィーリングを解釈するのを助け、例えば、「うなずく」といった、適切で、人間的な動作を行えるようにする。

 この目的は、顧客をサポートする役割を与えられた、AIロボットが、人と、より自然に対話できるようにすることである。

 我々は、AIロボットで、顔の表情の観点を追加すれば、真に3次元的な経験だけでなく、4次元的な経験さえを作成できると考えていると、Robert High氏は述べた。

 「AIロボット、Pepperの紹介ビデオの紹介」

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