読前読書録vol.13 藤田晋「起業家」

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 連日の熱戦、夏の甲子園もベスト8をかけた対決となり、佳境を迎えつつある。打のチームというのは、打ち始めると止まらないようで、金属バットの高音が鳴り響き続ける。相手投手が勝負を逃げ四死球など出そうものなら、もう大量得点は必須である。IT企業も、傍からはそうした打のチームのように見える。急成長に次ぐ急成長、関連する(時には関連しないと見える)事業を買収して一気に大きくなり、時流に乗って非連続に飛躍していく。そうした企業の経営者たちが、バブル時代のように浮かれ、華やかな言動に囚われたとしても、やむを得ないのではとさえ思う。けれど打のチームも万能ではない。好投手を前にすれば、それを打ち崩すのはたやすくはない。その時こそ真価を問われる。あらゆる手を講じ攻略できるかどうか。企業人も同じ。自分の足元をしっかり見定めているかどうか、ピンチになれば問われる。この人は華やかでありながら、地道に進む人に見える。

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