水商売考

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雨だー!!雷だー!!
黒です。
札幌では空がゴロゴロピカリでございます。
帰るころにはやんでてくれー。

本日は、副業をやった副産物、
『水商売』について実際に感じたこと経験したことを書きたいと思います。

水商売とは

みずしょうばい【水商売】
客の人気・都合により収入が左右される商売。
料理屋・バー・キャバレーなど。
(大辞林より)

みなさんは水商売について、どのようなイメージをお持ちですか?

収入の不安定さや一部のお店のぼったくりなどの噂で
あまりいい印象をお持ちでない方が多いかと思います。
かくいう私もあまりいいイメージを持っていませんでした。

スナック、パブ、キャバクラ、ホストなど客層がかなり明確に
分かれているのも特徴かと思います。

以前、元ホストの営業マンに話を聞く機会があったので、
ずばり聞いてみました。

黒「私ってだましやすそう?お金とれそう?」
元ホスト「…」
黒「正直に」
元ホスト「…はい…とれそうです…」
黒「なんでっ?!」
元ホスト「黒さんのような真面目な見た目の方は、
大きいお金を払ってくれることが多いんです。」

ちゃらんぽらんに見えて、一応経験に基づいた統計があるのに
感心した記憶があります。

このような騙す、騙される、お金がかかる
というマイナスイメージがある中で、
多くのお店が営業していけるのは、
やはり需要があるからでしょう。

水商売経験

初めて、いわゆる『水商売』でアルバイトをしたのは、
今から約10年前、大学生のときでした。
ゼミ飲みで教授に連れて行かれたラウンジで
「黒ちゃん、携帯番号交換してくれる?」と
叶恭子さんのようなママに言われた、あの日。
何も考えずに交換した次の日、アルバイトのお誘いの電話が来たので
断り切れず行ってみた、あの日。

「女性性を売り物にして収入を得るなんて、人間が腐る!!」
と辞めたあの日。

真面目だったなぁ(遠い目

現在はというと
「背に腹は代えられねぇ。しゃーねぇ、水商売すっか。」
ってなもんです。
黒おばちゃん10年ですれました。

でも、実際それで収入を得ている人は沢山いるわけですよね。

働いている人達

では、実際に働いている人達がどんな人達かというと、
これも「ヤリチン」とか「ビッチ」とかネガティブなイメージが
どうしてもついてまわると思います。

私の親戚の女性達は自分たちでスナックを経営している人が多かったので、
「スナックは生活のための収入を得るための仕事だ」
というイメージが幼い頃から刷り込まれてきました。

一日体験で行ったお店は、大学生などが多かったですが、
それでもやはり「授業料、家賃、生活費」ということが
大半を占めていました。

なんなら私が一番動機が不純なくらいで。

今お世話になっているお店は、
お姉さんたちの年齢が40代が多いというのもあって、
もっと切実に「生活費」です。

みなさん、働いている人達は自分の食いぶち稼ぐために必死なんですよ。

まとめ

私は、ドラマや漫画に出てくるような
「女の戦い」とかそういう世界は見てないので
そういうことに関しては詳しくないですが、
働いている人達は、収入を得るために、サービスを提供して
お客様からその対価をいただいているわけですね。

中に入ってみると、そんなに汚い世界でもなんでもないのに
なぜ世間の評価はこんなにもネガティブなのか。

みなさんもぜひこの機会に、
「女性が男性にお酒を提供するサービス」
「男性が女性に優しくするサービス」について
考えていただけるとありがたいです。
結論がどうなろうといいんです。
現実に、それで生活費を稼いでいる人達が沢山いるということを
少しでも思っていただけるよう願って、
本日はキーボードを叩く手を止めたいと思います。

【イラスト】筆者作成

『金なし 職なし 男なし』三十路界のヘレン・ケラー 辛いことも笑いに昇華し、いつの日か親に家を買う日を夢見て日々奮闘いたします。 【日々是白目】 北海道/アラサー/白目/肉/バンド/中国語/英語/韓国語/ダイエット/美肌/美白/美脚/歴史/考古学/建築/お笑い/スイーツ/Wワークなど

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