アメリカの郵便切手に料金が印刷されていない好都合な訳って?

  by あおぞら  Tags :  

アメリカの郵便料金は頻繁に値上がりしています。知らず知らずに料金がつり上がっているので、久しぶりにカードを投函して料金不足により戻ってきたことで『値上がりしたんだ….』と気づく始末でした。

郵便料金の値上げは前もって告知されるので、値上がり分を補足する小さな金額の切手を予め用意することもありましたが、一般的にアメリカ人は大雑把なので、丁寧に値上げ料金分の切手を注ぎ足すより、旧料金の切手を2枚貼るという大盤振る舞いの人もいました。

郵便局にしても料金が変わった後に旧料金で投函されても、それらを送り戻すのも相当な労力を要するものですが、アメリカ、そこは考えました!

Foreverと印刷することにより、その切手で普通郵便扱いの料金なら、それこそ永遠に使用可能なのです。国内だけでなく航空便の切手すらこのForeverの切手がお目見えしました。

ですからアメリカに旅行に来て、日本に絵葉書を書こう!でも切手を多く買いすぎて余ってしまう….. な~んてことがあっても、数年後にまたアメリカに来ても使えるわけで、また数十年後にアメリカに訪れて使ってもForeverと印字された切手は有効なのです。

郵便局では料金が印字された切手も当然売られていますが、利便性から考えて普通郵便ならこの永遠に使える切手が使い勝手がいいに決まっています。

ただ、あくまで普通郵便に好都合なだけですから、普通郵便以外の大き目の封筒や、重いもの等は当然適正価格の切手を貼らなければいけませんが、アメリカでは支払に小切手を使う人が多く、小切手を普通郵便で送るのでForeverは本当に便利!

予め大量に購入していても、それを大袈裟に言うと未来永劫使えるわけで、実に実に合理的で料金が頻繁に値上がりしても料金不足で戻ってこないっていう、このForever切手の発案者はエライ!!

画像: from flickr YAHOO!
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