1月20日の文部科学省の発表によると、平成27年度の就職内定率は、前年比3.7%増の80.3%と就職内定率が上昇していることがうかがえる。
とくに、男子大学生の内定率が78.9%、女子大学生の内定率が81.9%と女子の内定率が男子よりも3%上回っている。
一方、就職希望率の内訳をみると、国立大学出身者が56.8%、私立大学出身者が88.1%なのに対し、就職内定率の内訳は、国立大学出身者が84.5%、私立大学78.9%と、国立大学出身者の方が就職内定率が高いことがわかる。
さらに、短期大学(文科相のデータによれば、短期大学はすべて女子)に限ってみると、就職希望率が83.1%なのに対し、就職内定率が60.9%となっている。
これらのことからも、企業が学歴を重視した採用を行っている傾向が読めるのではないだろうか。
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