6月21日富士急ハイランドにて、日本を代表するホラーハウスとして定着した『最恐戦慄迷宮』と、世界を絶叫させたホラーシリーズ『呪怨』が一夜限りの最恐コラボレーションを果たした。
6月28日からシリーズ最新作『呪怨 -終わりの始まり-』が公開されるのを記念し、『最恐の試写会』と銘打たれたイベントは、同作鑑賞後に『最恐戦慄迷宮』体験できるというもの。
上映時間90分超のホラー映画を観た後に、廃病院をモチーフとして、3,000㎡の広さと脱出所要時間60分を誇るホラーハウスをさまよわなければならない恐怖のイベントに、抽選で当選した幸運(不幸?)な20組40名のファンが集まった。中にはお化けのコスチュームに身を包んだファンも。
不登校の生徒の家を訪問した小学校教師が、その“呪われた家”の知られざる秘密に触れてしまう恐怖を描いた『呪怨 -終わりの始まり-』。『感染』や『シャッター』でホラー演出に定評のある落合正幸氏が監督を務めた作品だけあって、カット割りや音の使い方など、恐怖心の煽り方が凄まじい。加えて、会場は廃病院を模したホラーハウスの中とあって、参加者の恐怖心を大いに掻き立てる試写会となった。
映画に続いて訪れるのは、廃病院からの脱出を目指す恐怖タイム。映画の残像もあってか、ホラーフリークを自負する参加者たちでも恐怖心を抑えきれないようで、広大な病院のそこかしこに絶叫がこだました。
ようやく脱出した人にも手を抜かないのが『最恐戦慄迷宮』クオリティ。廃病院をさまよう霊が容赦なく襲いかかる。時には、本当に“この世のものならざるモノ”を目撃してしまう人もいるという。
なお、富士急ハイランドでは今回の『最恐の試写会』を皮切りに様々な“恐怖イベント”が予定されている。8月には、毎年恒例となっている閉園後の園内でのきもだめしもあるとのこと。
まだ梅雨も明けきらないが、映画『呪怨 -終わりの始まり-』に『最恐戦慄迷宮』と、ホラーファンには忙しい夏がやってきそうだ。
■富士急ハイランド公式HP
http://www.fujiq.jp/tw/
■映画『呪怨 -終わりの始まり-』
http://www.juon-movie.jp/
(C)2014 『呪怨 -終わりの始まり-』製作委員会