ミシュランガイドといえば、世界各国のおいしい飲食店が掲載されているガイドブックであり、ここに掲載されることは極めて名誉なこととも言われています。私たちが住む東京にも、絶品なるミシュラン掲載飲食店があります。
実際に食べて美味しかったタイ・バンコクのミシュラン掲載の飲食店4選
実は、タイの首都バンコクにも、ミシュラン掲載の飲食店がたくさんあります。今回は「実際に食べて美味しかったタイ・バンコクのミシュラン掲載の飲食店4選」と題し、おいしい飲食店をご紹介していきたいと思います。
1. ヒアハイの「蟹オムライス」
タイの首都バンコクには、ミシュランを獲得した蟹オムライスの店があります。それはヒアハイ(Here Hai)。そもそも蟹料理で有名なお店なのですが、絶妙な柔らかさに仕上げた蟹たっぷりのオムレツが大絶賛されているのです。待つこと数十分、ようやく蟹オムライスと対面です。凄まじくおいしそう! プルップルでツヤッツヤのオムレツにたっぷりと盛られた蟹。たまりません。
その味は、かなり蟹! かなり蟹の自己主張が強いです!! 蟹を食べている感があります。いや、蟹を食べているのだから蟹感があって当然かもしれませんが、かなり蟹テイストが濃いのです。魚介好きには良いかも!!
ライスはプレーンなテイストで、玉子のたんぱくなテイストが、蟹とライスを仲介してくれている感があります。そうか、玉子が蟹のパワフルな蟹感を受け止めてくれるから、ライスと蟹の相性がより高まっているのかな。
「ヒアハイ サイアムパラゴン店」(991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand)
2. アンクアイティアオクアガイの「タイ式焼きそば」
この食堂がミシュランに選ばれたきっかけは、タイ式焼きそば「クアガイ」です。プルプルでクニュとした平太麺と玉子、鶏肉を炒めて作った焼きそばで、お好みで唐辛子やお酢をふりかけるなどして食べます。
単に炒めるだけと思いきや、意外と調理テクニックが重要なようで、適当に作ると玉子がスクランブルエッグのようにボロボロになってしまうようです。けっこう奥が深そうです。
ということで、オーダーして待つこと約15分、ようやく完成したクアガイを食べることができました。食べてみたのですが、予想外の食感。かなりモチモチです。カリッと焼かれている部分もあったので、ある程度はクリスピーなのかなと思ったのですが、全体的にモチモチです。モチモチな麺を香ばしい卵や包んでいます。なので、薫りや「焼き」の食感は玉子が担当している感じですね。
味付けは、ベースのテイストはかなりライト。どちらかというと甘味寄り。悪くない。でも、テイストにパンチが欲しい場合は唐辛子やタイソース等をかけて味変するとよいでしょう。筆者は唐辛子をたっぷりかけて食べました。うまい!
「アン クアイティアオ クアガイ」(Ann Guay Tiew Kua Gai / 991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand)
3. ナイウアンの「赤いラーメン」
真っ赤なラーメンがミシュランに認められ、連日連夜、多くの人たちが訪れて真っ赤なラーメンを食べています。ナイウアンでミシュランを獲得したラーメンの正式名称は「イェンターフォー」(Yentafo)。タイで親しまれている伝統的な料理です。タイラーメンのひとつといえます。
スープが真っ赤な理由は、豆腐を発酵させて作られた紅腐乳によるもの。スープはそこに砂糖、酢、ニンニク、豆板醤などをくわえて作りますが、その内容は店によって違いがあるため、ナイウアン独自のレシピがあるものと思われます。
具は豚の血、つみれ、空心菜、お揚げなど。そこにサクサクなスナックが添えられています。薫りは、かなり、すっぱい爽やかさを感じます。それと魚介の薫りも漂ってきます。なかなか個性的な印象。
筆者はスナックをパリパリと割って丼に入れてから食べました。麺は米粉から作られたセンヤイ。まずはその麺をサルベージ。おおっ! かなり赤い。麺が深紅に染まっています! スープが赤すぎて、麺をも赤く染めてしまったようです。
その味は……。ひゃー! かなり、とてつもなく、凄まじく、発酵臭といいますか、魚介臭といいますか、強烈な薫りが嗅覚を包みます。徹底的に発酵させたタイラーメン、といった感じです。これは人を選ぶ味かもしれません。しかし、好きな人はとことんハマりそうな味だとも思いました。
「ナイウアン / Nai Ouan」(991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand)
4. ソイポロフライドチキンのフライドチキン
タイ旅行に行ったらタイ料理を食べる流れが普通かもしれないが、もし次回、バンコクに行くことがあれば、ぜひとも、フライドチキンを食べてほしい。究極的フライドチキンの食堂「ソイポロフライドチキン」に。
ソイポロフライドチキンの店舗は、バンコクの中心部、ルンピニー公園の近くにある。お店を見た感じ、いたって普通の大衆食堂。店内に入っても、いたって普通の大衆食堂。しかし、ここでしか食べられない、極上のフライドチキンが存在する。
フライドチキンだけを食べる客と、ビールを飲みつつフライドチキンを食べる客、いろいろいるが、筆者は必ずフライドチキンとともにビールとモチ米をオーダーする。その組み合わせ、フライドチキンを楽しむ組み合わせとして間違いないのである。
実に魅惑的な肉汁。そしてパリッパリに仕上げられた皮のクリスピー感がたまらない。パリパリでジューシーなフライドチキン。さらにカリカリサクサクのニンニクチップ。それらを食べつつビールをゴクゴク飲む。至高。控えめに言って最高オブ至高。
モチ米をつまみつつ、フライドチキンを食べるのも最高。モッチモッチのモチ米が、フライドチキンのエキスを受け止めてくれる。至高。モチ米を食べると、ここはタイだと実感する。タイで最高のフライドチキン。
「ソイポロフライドチキン」(137/1-2 Soi Polo, Th Withayu, Lumphini, Bangkok)
ぜひともミシュラン掲載の飲食店に行ってみて
タイ・バンコクには、たくさんのミシュラン掲載店があります。その一部は、ショッピングモールのフードコートに出店しているため、とても食べやすい環境が整っているといえます。タイの外食費としては高めの価格設定のケースが多いのですが、だとしても、ミシュランに認められた味が楽しめることを踏まえて考えれば、けっして高額とは言えないでしょう。
もしタイに行く機会があれば、ぜひともミシュラン掲載の飲食店に行ってみてください。きっと今までにないタイのグルメ体験ができますよ。

