伊野尾慧&松本穂香インタビュー「ふたりだけのちょっとズレた空気感がおもしろかわいい!」 ダブル主演ドラマ『50分間の恋人』放送中

  by ときたたかし  Tags :  

伊野尾慧さん、松本穂香さんのダブル主演で贈る『50分間の恋人』が、毎週日曜よる10時15分~ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット枠で放送中です。お弁当をきっかけに心通わせるも、AIだけが親友の変わり者イケメンと仕事に夢中な堅実女子の、ちょっとチグハグなふたりの“ズレきゅん”ラブコメディが注目を集めています。

甘海晴流役の伊野尾慧さん、辛島菜帆役の松本穂香さんにお話を聞きました!

●本作はズレきゅんなふたりの関係性を見守っていくラブコメですが、ラブコメならではの面白さや難しさはいかがでしたか?

伊野尾:大前提として王道恋愛モノのリアリティはありつつ、ラブコメならではのちょっとファンタジーな要素やシチュエーションもあるので、面白い世界観だなと思いました。

松本:コメディ要素がある分、ちょっと突拍子もない展開もあるけれど、楽しく描かれているので、観ている方もすんなり受け入れられるようなものになっていると思います。

演じる上での難しさは、「ここでこれ言う?」という展開が多いので、丁寧に演じるために落とし込む難しさは感じました。

伊野尾:僕が演じているキャラクターも個性的というか、普段あまり言わない、聞かない言葉も出てきたりするので、松本さんにその温度感を確認しながらというか相談に乗ってくださったので、コミュニケーションを取りながら一緒に頑張った感じですかね。

松本:わたしも伊野尾さんをはじめ、監督さんや助監督さんたちに自分が気になる言い回しを相談して、よりいいものにできたらいいなという気持ちで毎日やっていました。

●それぞれ演じられている役についての印象や、共感する点、魅力などはいかがですか?

伊野尾:最初に台本をいただいた時に、「このセリフ自分に言えるのかな?」と思うほど、初めて口にするくらいの言葉があったりして驚きました。晴流はビジュアル的にも盆栽を常に持ち歩いていたり、お弁当が美味しいと「ボーノ」と言うから、テレビのバラエティーみたいな、そういう世界で観ていたら通じるものがあるのかもしれませんが、あくまでドラマなので、どういう風に言ったらいいんだろうなと。現場に入るまではとても不安で、考えることが多かったです。

松本:菜帆は生活する上で基本的なことを大事にしている女性だなと思いました。食べることや仕事など、生きる上で大事なことを大切にしている。お弁当を食べる時は、ひとりでゆっくり公園で味わいながら食べるので、そういうことを大事にしている姿勢が菜帆の魅力だなと思いますし、優しさ、温かさも持った女性でもあります。そこも魅力的かなと思います。

●お弁当がモチーフのドラマということで、お弁当に対するこだわりや、好きな定番メニューはありますか?

伊野尾:僕は普段手作りのお弁当を食べる機会がまったくないので、今回ぬまたさんという先生がお料理を作ってくださっているのですが、手作りのお弁当が本当に美味しくて! 撮影現場ではもちろん役としていただくのですが、本当に泣きそうになるくらい人の作るお弁当の温かさに感動するので、現場で実感しています(笑)。

松本:今になってありがたみを実感しますね。学生時代は当たり前だったけれど、こんなにも作るのが大変だと考えると、とても愛情がこもった、大切なものだったなと今回思いました。

●ゲーム会社に勤めているキャラクターですが、その点についてはいかがですか?

伊野尾:晴流はわりと優秀なゲームクリエイターで、会社に入って働いていますけど、ドラマで描かれる初めてのところでは自分の中では上手くいかなくて。ずっと悩んでいました。

松本:菜帆はパソコンに向き合ったり絵を描く仕事をしているキャラクターで、ゲーム会社に務めているという点の難しさは感じたことはなかったです。

●今回の作品、今までにないドラマという意味では、これから観るみなさんにどのようにアピールしますか?

松本:いろいろな要素がつめこまれている作品だと思います。今までの恋愛ドラマのような王道の展開はありつつ、毎回怒涛のようにストーリーが展開していくので、楽しい作品になっていると思います。

伊野尾:王道もありつつ、ズレきゅんのラブストーリーということで、僕たちも演じていて「ズレてるなー」と思うこともありました(笑)。でも、そこが楽しいです!

松本:ふたりだけのちょっとズレた空気感みたいなところもおもしろかわいいと思うので、それは新しく映っているところかなと思います。

伊野尾:それこそ今回、お弁当もひとつの見どころで、見た目にもかわいいお弁当が、毎回毎回出てきます。それは見ていてとても楽しいかなと思いますし、あと僕たち以外に出て来るキャラクターもかなり濃いんです。

松本:こんなに濃い人たちばかりのドラマもないかもしれない(笑)。
わたしたちがかすむくらいの濃さ!

伊野尾:本当に(笑)!それがどういう化学反応を起こすか放送された映像を観てみないとわからないけれど、僕らも楽しみにしているところです!

●今日はありがとうございました!

■公式サイト:https://www.asahi.co.jp/50min/ [リンク]

■ストーリー(最終話)

晴流(伊野尾慧)は、スランプ脱却のため海外に拠点を移すことを考え始める。菜帆(松本穂香)は離れる寂しさ以上に晴流の力になることができず、もどかしい気持ちでいた。そんな中、ダブルスターズ社に続き、敵対的買収の標的となったパイレーツ社では、晴流の同期でありライバルでもある氷川(田村健太郎)に引き抜きの噂が出回る。しかし氷川は「マーヴェリックがいるパイレーツ社を辞めるわけがない」「マーヴェリックは俺たちの最後の希望」と晴流への本音を吐露し、期待を込めて発破をかける。その言葉に勇気をもらった晴流は、徹夜で企画を構想。菜帆はそんな晴流に弁当の差し入れをし、さらにはキャラクターのラフ画を作成して、晴流をサポートする。一夜で壮大な企画書を完成させた晴流により、パイレーツ社の株価は急上昇。志麻(木村多江)と恭平(高橋光臣)も手を結ぶことで合意する。その矢先、ある人物によって買収話は急展開!?さらに、30回目の弁当を食べることなく晴流が姿を消してしまう…!

ABCテレビ・テレビ朝日系24局
2026年3月15日(日)よる10時15分~11時09分

(C) ABCテレビ・ストームレーベルズ

ときたたかし

映画とディズニー・パークスがメインのフリーライター。「映画生活(後のぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。

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