ラーメン二郎のラーメンは日本各地にありますが、ファンであればあるほど、お気に入りの店舗というものがあるはずです。ラーメン二郎という「約束されたおいしさ」と「店舗独自の良さ」がマッチすることで生まれた極上のラーメン、たまりませんよね。
どんどんオープンして増えていくラーメン二郎
2024年には「ラーメン二郎 朝倉街道駅前店」(福岡県筑紫野市針摺中央2-17-8)がオープンし、2025年には「ラーメン二郎 名古屋大曽根店」(愛知県名古屋市東区矢田4-3-7)がオープンしたことで、より多くの人たちがラーメン二郎の味を楽しめるようになりましたが、閉店した伝説の店舗も複数あります。
ラーメン二郎大宮店のおいしさは極まっていた
かつて存在した「ラーメン二郎 大宮店」(埼玉県さいたま市大宮区下町1-25)のラーメンも、忘れられないほど極まったおいしさでした。しかもこのラーメン二郎大宮店、かなりアクセスがしやすい。日本の大都会ともいえる大宮駅前から徒歩5~6分で到着するのです。東京駅から徒歩圏内にラーメン二郎があるようなレベルでアーバンで便利なラーメン二郎だったのです。
ラーメン二郎大宮店には裏口がある
実際に店舗に行ってみると、大宮という大都会であるにもかかわらず、かなりエモーショナルな雰囲気の、心が癒される外観に感動。歴史と年季を感じさせる店舗が良い雰囲気を放っているのです。しかもラーメン二郎大宮店には裏口があり、席が入口から遠いお客さんは、そこから退店する暗黙のルール(的なもの)がありました。そういう独自ルールがあるだけで、ファンとしてはご褒美。心が躍ります。
ちなみに裏口には諸説あって「席が入口から遠い客だけ裏口から出る」という説と、「客は全員が裏口から出る」という説が混在しているのですが、どちらが正しいのでしょうか。有識者の方、教えてもらえれば幸いです。
ラーメン二郎大宮店はアブラが究極的にウマかった
ラーメン二郎大宮店のラーメンですが、もはや「唯一無二の魅力の塊」でした。まずアブラがウマすぎます。極めてトロトロな液状化したアブラがたっぷりとヤサイに盛られ、時間の経過とともにどんどん染み込んで、二郎山脈の深層水としてスープに到達。どんぶりのなかに入っているすべての要素を、質の良いアブラで染めてくれるのです。
幸せすぎて口から「クヒュー」という言葉にならない声が出るウマさ
ヤサイにガッツリと染み込んだアブラは脳内の「美味すぎホルモン」がドバドバ出る比類なきもの。ヤサイだけでも極上体験をさせてくれるのですが、そんな極上アブラが麺に到達したらどうなるか? 脳下垂体や脳髄にもパワフルな旨味がガツーンと訪れて、あまりにも幸せすぎて口から「クヒュー」という言葉にならない声が出ます。
心の「おいしいものを食べている感」が音としてあふれ出る
濃密スープをまとった麺をズビズバーッとすする。意識していないのに、クヒュークヒューと声を漏らしてしまう。もはや声ではなく、心の「おいしいものを食べている感」が音としてあふれ出てしまう感じです。クヒュークヒュークヒュークヒュー! ずびびびっ! うまい、うますぎます。
麺量に比例して「おいしい」という感動が脳を支配
クヒュりながら麺をすすりまくる。どうしてクヒュりが止まらないのでしょうか? 箸を持つ手が無意識に動いて麺を口に導きつつ、クヒュってしまうのです。クヒュークヒュー、クヒューークヒューー、恥ずかしいのでクヒューしたくないのですが、声が出てしまいます。麺を食べれば食べるほど、その麺量に比例して「おいしい」という感動が脳を支配して、クヒューと声を漏らしてしまうのかもしれません。
ラーメン二郎大宮店のアブラの魅力が素晴らしすぎます。それと忘れてはならないのが、ヤサイの仕上がり。おそらくですが、他のラーメン二郎店舗と比較して、野菜の茹で時間が長いかもしれません。柔らかくてシナッた野菜が極上の心地よい甘味を生むのです。すべてが神域レベルの美味さでした。もう食べられないと思うと残念ではありますが、美味しいラーメン体験をさせてくれた感謝でいっぱいです。
ラーメン二郎大宮店のラーメンを食べたことがある人ならば……
ちょっと、おいしさに対する表現が大げさすぎない? と思う方もいらっしゃると思います。わかります、その気持ち。でも、ラーメン二郎大宮店のラーメンを食べたことがある人ならば、けっして大げさではないおいしさの表現だとわかることでしょう。本当に、心から絶品だと思えるウマさなのです。
ラーメン二郎大宮店の「裏口から出る」という退店方法
絶品すぎる麺をすべてズズーッとすすりきると、魅力の塊をすべてお腹に入れたことにより、究極的な満足感に包まれます。そしてようやくクヒューくヒューという声が止まり、「ヒギャアーッ!」と心の中で大声をあげて正気に戻ります。ラーメン二郎大宮店のラーメンを食べて残るのは、満足感と達成感と幸福感。
そしてラーメン二郎大宮店の「裏口から出る」という退店方法、とても楽しかったです。ごちそうさまでした。
<お店情報>
店名: ラーメン二郎大宮店
住所: 埼玉県さいたま市大宮区下町1-25

