名古屋人が推している「これ食べれば名古屋グルメは間違いない10選」に実際に行ってみた件

  by クドウ秘境メシ  Tags :  

名古屋はグルメ大国。特に名古屋人が推している飲食店は、どこに行っても美味。だから名古屋メシを食べるときは名古屋人から推しの店を聞いてから行く人は多いはず。

これ食べれば名古屋グルメは間違いない10選

そこで今回、「これ食べれば名古屋グルメは間違いない10選」と題し、名古屋人が推す店に実際に行ってみた。2025年に営業していることを確認しているが、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆シーズンを含め、臨時休業があるかもしれないので、行く場合は事前に確認しよう。

1. 叶

ディープなブラックの元祖味噌カツ丼。もはや、衣でプレーンなところはいっさいナシ。完全に味噌ダレが衣と豚肉にしみ込んでいる。そして中央部には、ブラックに染まった半熟卵が埋もれている。

さっそく食べてみたのだが、いやー、これは本当にウマイ。というか、感動である。ここまでブラックだから、味付けが濃いとか、塩味が強いとか思ってしまうが、実際に食べてみると、濃いのは塩味ではなく「味噌由来の芳醇な香りとコク」を徹底的に強く楽しめる。塩味は抜群のバランスで、おそらく12切れ、いや、20切れ食べたとしてもペロリと食べられるほど飽きない味付けだ。「」(愛知県名古屋市中区栄3丁目4-110)

2. 花霧島

かなり狭い店内だが、だからこそあふれる雰囲気の魅力がそこにある。おそらく店内には10人も入らないと思われる。入っても6~8人くらいかもしれない。ここの定番肉はホルモン。なのでホルモンは絶対に食べておきたい鉄板ともいえるメニューなのだが、筆者的にオススメなのは鶏肉系で、柑橘ドリンクが止まらなくなる魅力がある。じっくりカリカリザクザクに焼いて食べたいところ。

なにより嬉しいのが価格と味のコスパの良さ。肉は300円台からあり、ガッツリ食べたとしてもかなり安い。心行くまで肉を食べても激安なのだ。あまりに鶏肉がウマすぎて「もっと高めの価格設定にしてもイイよ?」と思えたほどである。「花霧島」(愛知県名古屋市中村区椿町4-13)

3. 葉栗屋

店に入ると、そこは昭和からあるようなタイプの古き良き食堂。味噌カツ以外にもうどんが人気メニューとしてある。そもそも、味噌カツの食堂というより、うどん屋との説もある。とはいえ、ここの味噌カツのインパクトは絶大だ。高さ25センチほどもあるデカ盛りキャベツを目の前にして凍り付く。しかも、ただの25センチじゃあない。キャベツタワーの下のほうが量が多い。超デカ盛りキャベツ。

味噌カツを食べてみる……。うっ、うますぎる。うまい、うますぎる。コレうまい。本当にうまい。いろんな店の味噌カツ食べてきたが、ここのはトップクラスでウマイ。衣のサクサクでありながらしっとりとした仕上がり。肉は限りなく柔らかく、それでいて超ジューシー。爽やかな味噌の薫りもたまらない。「葉栗屋」(愛知県名古屋市中川区尾頭橋2-2-20)

4. 田中コーヒー

名古屋式のモーニングではないが、そうだとしても、朝はここを訪れたい。朝からコーヒーやトースト、サンドイッチなどを食べることができるのだが何もかもが丁寧でインパクトも大。筆者がオススメしたいのは、朝から飲むウインナーコーヒーとトースト各種。今回はエッグトーストをオーダーした。

ウインナーコーヒーはタワーのようにホイップクリームたっぷり。崩れそう。でも崩れそうで崩れない、熟練の技術とこだわりが伺える。そしてエッグトーストは食パンを丁寧に焼いてサンドし、サンドイッチ形式で出される。ピュアでプレーンに近い味付けなので、そこに塩をふりかけて食べることをオススメしたい。「珈琲タナカ」(愛知県名古屋市北区御成通4-24)

5. 矢場とん

矢場とんの「極上リブ鉄板とんかつ」を強く推したい。激しく熱せられた鉄板のうえに千切りキャベツを敷き、そこにたっぷりと味噌をかけたとんかつを盛った料理。味噌はテーブルに出されてから店員がかけてくれるのだが、味噌が鉄板に流れていくと湯気が立ち上り、味覚と嗅覚で強い「旨さ」をイメージさせる。

この極上リブ鉄板とんかつが美味しい理由のひとつは、味噌の旨味と、とんかつの脂身の旨味と甘味が絶妙すぎるからだ。そう、この味噌ダレの魅力を最大限に引き出す豚肉なのである。「矢場とん」(名古屋に複数店舗あります)

6. つばめパン&Milk

モーニングが甘美すぎた。極厚トーストには、大量のチーズ、カリッと仕上げられたベーコン、とろとろの玉子が盛られていた。実に心惹かれるビジュ。それぞれ単体でも間違いないウマさを誇る食材なのだから、合身することで究極体にメガ進化。ズッシリとした重量を感じつつ、口へと運ぶ。……うまい。もはや食材のセレクションの時点で間違いない味なので、過剰に味付けしなくとも極めてウマイ。

それぞれにほんのりと含まれる味付けが極めて心地良い。塩味が強くないから、朝から食べて「食べ疲れ」「味覚疲れ」がないだけでなく、コーヒーにもすこぶるマッチする味付けバランス。オイリーな感じがして、まったくオイリーではなく、そこにあるのは「芳醇な薫りとコク」。素晴らしい。「つばめパン&Milk」(愛知県名古屋市北区大杉1-18-21 SAKUMACHI商店街)

7. ラーメン二郎名古屋大曾根店

愛知県に初めてオープンしたラーメン二郎の店舗。実際に食べた名古屋人も大絶賛。豚はホロホロとしたワイルドでハードなものと、ジューシーでフワフワトロトロなものが共演しており、どちらの豚も堪能できる贅沢な組み合わせ。豚温度は低めなので、スープに浸して温めて食べるのもアリ。ラーメン二郎名古屋大曽根店のミルキィ汁をたっぷり吸わせた豚も良き。

ラーメン二郎名古屋大曽根店のラーメンは、全体的にかなり優しいテイスト。よって、最初から最後まで飽きずに、そして大量にズズッとイケる秀逸なるもの。店主の丁寧な仕事と人柄が垣間見える仕上がり、と言えるかもしれない。「ラーメン二郎名古屋大曽根店」(愛知県名古屋市東区矢田4-3-7)

8. 味仙

まず先に瓶ビール的なものに入った水とコップがやってきました。ビール!? と思っていると、店員さんが察してくれたのか「お水」と教えてくれました。味仙オリジナルのコップも良い味を出しています。こういうデザインのコップが出てくるだけで、おいしさが爆上がりする感じ、あります。

さっそくニンニクチャーハンを食べたのですが、これ、かなり優しいテイストに仕上がっています。ニンニクはあくまでチャーハンのおいしさを盛り上げるためのエッセンスであって、キツくない。ニンニクガツン系だと思っていたので、この優しさに感動。素晴らしいデキ。紅ショウガをガッツリとニンニクチャーハンを合わせて食べたのですが、これもまた志向。ガツンと紅ショウガの酸味が良きです。「味仙 今池本店」(愛知県名古屋市千種区今池1-12-10)

9. らーめんニュー直方

名古屋で朝ラーメンを食べるならココを強く推したい。シンプルな醤油ラーメンを食べることもできるが、チャーシューメンを推奨。チャーシューが極めて上品で繊細なテイストなので、大量のチャーシューでもペロリと食べきれる良さがある。

オススメの食べ方は、まずはチャーシューをスープに沈めて、先に麺を楽しむ。そこそこスープがチャーシューに浸透したらチャーシューをガッツリと食べまくる。スープは全部飲みたくなる仕上がりなのも朝ラーメンとして良き。「らーめんニュー直方」(愛知県名古屋市中区金山3-13-16 中央線古渡高架下)

10. ジューシーバインミー

定番さを残しつつ異国感を強く感じられそうなレモングラスチキンのバインミーをオーダー。パクチーを3倍、6倍、10倍にできるらしい。これ、バインミー好きの気持ちをすごく理解したメニューといえる。そう、バインミー、パクチーこそ正義な部分、ある! しかし今回はベーシックな量でお店の味を体験したかったので増量はやめておいた。同時にベトナムコーヒーもオーダーした。

よっ、良すぎる! バインミーとしての完成度が高すぎる! もはや、バインミーを構成するすべての食材が極まりすぎている。まずはパンのコンディションの良さに着目したい。ザクザク食感と薫りをたのしませつつ、内部はたっぷりと具材とソースのエキスを吸い込んだ生地でモッチリ、そしてふんわり。ザクザクとふんわりの緩急がバインミーの完成度を著しく高くしている。「ジューシーバインミー」(愛知県名古屋市東区矢田4-3-7)

地域住民しか行かないような食堂に絶品なるグルメが眠っている

名古屋には無数に美味しいグルメが存在する。地域住民しか行かないような食堂に絶品なるグルメが眠っていることもある。今回の記事が皆さんのグルメ旅の参考になれば幸いである。あなたにとって最高の名古屋グルメとは何だろうか。

余談だが、名古屋のココイチ「CoCo壱番屋 中区矢場町店」(愛知県名古屋市中区大須4-1-77)でしか食べられない名古屋赤みそカレーも絶品である。

酸素と砂糖水と樹液が大好物 https://twitter.com/kudo_pon

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