京都みやげの「京ばあむ」をご存知でしょうか? 京都を代表する生八ツ橋ブランド「おたべ」を手掛ける、株式会社美十(びじゅう)が大プッシュする京都みやげの新定番です。
2008年に誕生してから16年、新たな京都土産としてすっかり定着した京ばあむは、いまや京都の主要駅の売店ではベストポジションに並び、京都市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
今回「おいしい博覧会 2024夏」にて、この京ばあむの試食取材をさせていただきました。
京ばあむは抹茶と豆乳の和風洋菓子
京ばあむは抹茶と豆乳という京都らしい素材を洋菓子にアレンジした、三層仕立てのバームクーヘンです。バームクーヘンの重なりには平安時代の装束である十二単(じゅうにひとえ)をイメージしているそう。
抹茶は天保七年創業「森半」の宇治抹茶、豆乳も京都産を使用するなど、素材まで京都地産にこだわりまくった一品です。
京ばあむ、実は最初から最後まで1人の職人が焼き上げているんです。実際に化粧箱を開くと、焼き上げた職人さんの名前が記載されていました。まんまるバームクーヘンがまるまる1個入って価格は税込1,490円。
パッケージングも美しく、2色のバームクーヘンは見た目もグッドルッキング! 開くと思わず心踊る箱のつくりも、お土産としては高ポイントです。
一口食べると、ふわふわしっとり。抹茶の味のほろ苦さと豆乳の優しさが口の中に広がります。生地の甘さは控えめで、口溶けも良く上品なバームクーヘンです。
外周のフォンダン(外側のお砂糖)のシャリシャリとした食感や甘さが程よいアクセントになっています。
宇治抹茶の風味が高く、味に高級感がありますので「胸を張って手土産にできるな」と思うのと同時に、「自分で食べるために買いたくなる味だな」とも感じました。
京ばあむが買える場所について
箱入りの「京ばあむ」は、京都駅構内や京都市内の土産店の取り扱いも多いため、比較的容易に入手できます。専門店である「清水店」「嵐山店」「京都タワーサンド店」では限定デザインの京ばあむや、京ばあむソフトも取り扱っています。
2023年には京都・十条に「あとりえ 京ばあむ」もオープン。限定商品や工場見学、抹茶miniばあむの1本焼き体験などが楽しめます。
京都以外ですと一部空港で取り扱いがある以外は、ポップアップストアや催事場などのみ。公式サイトではネット通販やふるさと納税でも購入できます。
【関連サイト】
京ばあむ公式サイト https://kyobaum.com/
おたべ・京ばあむオンラインショップ https://www.otabe.jp/view/category/ct22 [リンク]