株式会社エム・アイ・ケーが開津した業務用自動炒め機『ロボシェフ』(RCG560S)がジワジワと注目を集めつつある。このロボット、材料をフライパンに入れるだけで、あとはロボットが調理してくれるスグレモノ。
スマートにチャーハンが炒められている
ロボットが調理してくれるので、同じ材料と量ならば、いつも同じクオリティのブレがないチャーハンが作れるというわけだ。YouTubeにはこのロボシェフの動画が掲載されており、調理開始からチャーハンの完了までを観ることができる。かなりスムーズに、スマートにチャーハンが炒められているのがわかる。
いつも同じクオリティのブレがないチャーハンが作れるかも
このロボシェフを導入する飲食店のメリットはどこにあるのか? すでに説明したように、同じ材料と量ならば、いつも同じクオリティのブレがないチャーハンが作れると思われる。そして重いフライパンを手に持って炒める作業を人間がしなくて済む。
さらに、ロボットが調理している間に、人間はほかの作業にあたれる。ほかにもメリットはありそうだが、とにかく時短と労働力の確保など、さまざまな問題を解決してくれそうだ。
「ほぼオートメーション化」した飲食店が現れそう
もしかすると近い将来、調理するロボットがズラリと並んだ厨房と管理する人間1人だけの飲食店がオープンしてもおかしくない。そもそも管理する人間もいらなくなるかもしれない。
食券の券売機、オーダー報告システム、調理シェフのロボット化、食器の受け取りと返却はロボットかセルフサービス、食器洗いも自動、そんな「ほぼオートメーション化」した飲食店が現れそう。
すべてやってくれるロボットが登場する日がやってくるかも
動画のロボットシェフは、材料の投入だけは人間に頼っているところがあるが、もしかすると、材料の投入から皿への盛り付けまで、すべてやってくれるロボットが登場する日がやってくるかもしれない。食堂に技術も人間もいらない未来がやってくる!?
ちなみにこのロボットシェフ、チャーハンのほか、野菜炒め、焼きそば、オムライスも作れるという。すごい! 一般家庭にも欲しいレベルだ。
※冒頭のチャーハンイメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より