30日放送の『笑点』(日本テレビ系)に、番組が大好きだという小学校5年生の女の子、よしなちゃんが登場。各メンバーにつけた“通信簿”が話題となっている。
よしなちゃんは夏休みの自由研究の題材として、昨年4月3日から7月24日までの『笑点』大喜利のコーナーをすべて見て、誰がどんな問題で座布団を獲得したり、あるいは取られたりしているか、毎週すべてチェック。それをもとにメンバーそれぞれを、「たいへんよい」「よい」「だいたいよい」「努力してほしい」「特に努力してほしい」という5段階で評価。最後の欄には、担任の先生が実際に書くようなメッセージを一言添えるなど、本格的な“通信簿”を完成させた。
今回は、よしなちゃんが登場し、その通信簿が発表された。例えば三遊亭小遊三。「発表をたくさんする」という項目に対しては「努力してほしい」という評価だったが、「いい答えを言える」という項目は「たいへんよい」だった。つまり、数こそ少ないが打率は良いということが分かる。
通信欄には、「良い答えを言って座布団をもらった数は一番多かったです。さすがです! 2学期は発表の数をもっと増やして、みんなを引っ張ってってください」と激励の言葉が。
林家たい平の通信簿で特徴的だったのが、「司会者に逆らわない」と書かれた項目が「努力してほしい」という評価だったこと。メンバーからは「よく見てるじゃん!」と笑いが起きた。一方、林家木久扇は、「いい答えを言える」という項目が「努力してほしい」だった。たい平は「真髄を見てるね、よしなちゃん!」と大笑い。
一方、よしなちゃんは、桂宮治、三遊亭好楽に対しては辛口批評。まず宮治には「いい答えを言える」という項目は「とくに努力してほしい」、また「座布団の数を維持できる」も「努力してほしい」だった。これに宮治本人は「よしなちゃん! 同じ年ぐらいの子供がいるんだよ僕には。見てんだよこの番組!」とツッコミ。
最も評価が悪かったのが好楽。「発表をたくさんする」「座布団の数を維持できる」という2項目ともに「特に努力してほしい」という評価だった。だが、よしなちゃんは「私、好楽さん好きなんですよ」と明かし、その証拠に好楽カラーのピンクの着物を着ていることを報告。春風亭昇太が「好楽さんのどういうところが好きなんですか?」と聞くと、「面白くないのに面白いところ」と回答。会場は笑いと拍手に包まれていた。
ネットでは、この特別回が大反響。「笑点を自由研究の題材にするっていうセンスが最高だし、成績表見たら本当にちゃんと研究してる」「めっちゃメンバーのこと見てる笑 好楽イジリも流石笑」「彼女は好楽の面白くない所が面白くて好きなんだそうで。よく分かっていらっしゃる」など話題となっている。