人気ゲームとして絶大な支持を得ている『女神転生』シリーズ、『真・女神転生』シリーズ、『デビルサマナー』シリーズ、『ペルソナ』シリーズ。ほか多数の派生作品がある女神転生だが、すべての源流は小説家の西谷史先生が執筆した『デジタル・デビル・ストーリー 女神転生』にあるといっても過言ではない。
西谷史先生の心霊現象ともいえる体験談
そんな西谷史先生が、自身の公式Twitterにて、心霊現象ともいえそうな体験談をツイートし、注目を集めている。20年ほど前、西谷史先生は父親とクルマに乗っていたという。そこで……。
<西谷史先生のTwitterコメント>
20年くらい前のこと。帰省したとき、父親を買い物につれていくため、車を運転していた。そして、自転車で走っていた男性を追い越した。その横顔に見覚えがあったので、バックミラーを見ると、旧友のMくんだった
「親父、いま追い越したのは、Mくんだよ。親父も知ってるだろ? 10年近く会ってないので、ちょっと話してくよ」そう言って車を路肩に寄せたとき、「止まるな! 行け」父親が叫んだ
Mくんは、母の友人の息子で、父も知っていた。なぜ怒鳴る? と思いながら横を見ると、父は真っ青な顔をして震えている。わけがわからないままバックミラーを覗くと、Mくんの姿が見えない
その夜、Mくんが亡くなっていたことを、父親から知らされた。東京で暮らしている僕は、そのことを知らなかったのだ。そういえば、自転車の男性を追い越したあたりから、父親の様子がおかしかった、と気づいた
20年くらい前のこと。
帰省したとき、父親を買い物につれていくため、車を運転していた。
そして、自転車で走っていた男性を追い越した。
その横顔に見覚えがあったので、バックミラーを見ると、旧友のMくんだった。 pic.twitter.com/mm9jzWkH9k— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) June 19, 2023
「親父、いま追い越したのは、Mくんだよ。親父も知ってるだろ? 10年近く会ってないので、ちょっと話してくよ」
そう言って車を路肩に寄せたとき、
「止まるな! 行け」父親が叫んだ。 pic.twitter.com/ENjU51ptFL— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) June 19, 2023
Mくんは、母の友人の息子で、父も知っていた。なぜ怒鳴る? と思いながら横を見ると、父は真っ青な顔をして震えている。
わけがわからないままバックミラーを覗くと、Mくんの姿が見えない。 pic.twitter.com/yGSl9BEFSm— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) June 19, 2023
その夜、Mくんが亡くなっていたことを、父親から知らされた。
東京で暮らしている僕は、そのことを知らなかったのだ。
そういえば、自転車の男性を追い越したあたりから、父親の様子がおかしかった、と気づいた。— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) June 19, 2023
僕が見たのは幻覚だったのだと思う。でも、父親も、同時に同じ人の幻を見たのはなぜか、わからない。
僕はいままで、友人とも、妻とも、同じような体験をしている。僕が目にしたものは幻覚だと思うが、どうして他の人が、僕と同じ幻を見るのかはわからない。 pic.twitter.com/OcoKHP0ObR— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) June 19, 2023
ただ、僕はわからなくてもいい。
僕は、物心ついたときから魂の存在を信じていた。
別に、それが形をとらなくてもいい。
懐かしい人の幻が見られれば、心がほっこりする。そうでない人の幻を見たら、目をそむけて逃げ出すだけだ。 pic.twitter.com/We8RcIOzJH— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) June 19, 2023
父親も目視で確認した「Mくんの姿」
西谷史先生は「僕が見たのは幻覚だったのだと思う」と語っている。つまりリアルに発生した心霊現象なのか、それとも脳内で起きた幻影なのか、そのあたりは不明といえる。しかし、幻影であれば、どうして父親も「Mくんの姿」を目撃したのだろうか。
自然の法則として説明がつく事象なのか
心霊現象も、幻影も、人間が理解していないだけで、自然の法則として説明がつく事象なのかもしれない。皆さんには、実際に体験した不思議な現象はあるだろうか。
※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より