宮城県仙台の駅弁、伯養軒「牛たん味くらべ(1250円)」を実食レビュー!
がっかりさせない厚切り牛たん4枚入り!
パッケージを解くと店名が入った割り箸袋が。これは筆者の経験則なのですが割り箸袋が凝っている駅弁はレベルが高いことが多いので既に期待大。駅弁は持ち歩き時間が発生しがちなので、抗菌シート付きなのも嬉しいポイント。
蓋を開けると牛たんの存在感に目が吸い寄せられますね。
見てるだけで嬉しくなります。ぐふふ。じゅるる。
まずは塩焼き牛たんをパクリ。弁当に入っている牛たんはあっさりめの味付けが多いですが、この塩焼き牛たんは下味がしっかりとついているのでおかずとして余裕で成立。しかも常温とは思えない柔らかさ。既に2度の驚き。
というかこの厚みを見てくださいよ。タン特有の弾力をお弁当で堪能できるのは嬉しすぎ。
次に味噌焼きタン。これがまた美味い。例えるなら街の定食屋でタン定食を頼んだような満足度。筆者は自宅でこの駅弁を食べていますが、新幹線車内であれば車窓からの景色を眺めながら車内販売でひえっひえのビールやチューハイを買って合わせるのも良さそうです。
そしてこちらも分厚め。牛たんとしては珍しい甘めの味付けが新鮮でしたが、食べれば「これありだわ」となるはず。
そして牛たんラッシュの合間に牛たんの上に乗っているしょうが甘酢漬け(はじかみ)をかじればそこからは無限ループ。ご飯を忘れて牛たんだけ食べてしまいがちなので注意。
こちらのつくねは荒く刻まれた牛たんが練り込まれていて、かなり特徴的な食感。噛めば噛むほど旨味が出てきました。
牛たんそぼろもボソッと感は全くなく、とにかくジューシー。ご飯に合うようにしっかり目の甘辛味で、こんなに細かいのに確かな存在感。
大きめのしばづけは食感も良く、これまたつまみに良さそう。
甘めのにんじん。怒涛の牛たんラッシュの休憩にちょうど良い甘味。
かなり印象深かったのがこのふき煮。噛んだ瞬間に「シャクッ!」と音が鳴るレベルでシャキシャキ。お弁当でこのフレッシュ感はすごい。
ピリ辛味のきんぴら。こちらもシャッキシャキなので和食料理屋の小鉢的な味わいでした。
購入店舗:東京駅構内「駅弁屋 祭」(営業時間-05:30-22:00)