つけめん界の横綱店“六厘舎”が手掛けるセカンドブランド“舎鈴”。
リーズナブルな価格で「毎日食べられる美味しいつけめん」が食べられるお店で、首都圏を中心に店舗を広げている。
暑い夏がもうすぐそこ! ということで“舎鈴”で新作の「冷しラーメン」の提供が5月12日からスタートする。
全店で展開する前に、神田大手町店で4月26日からテスト販売がスタートしているので、早速レポートしたい。
冷しラーメンといえば山形のご当地ラーメンとしても知られる。1932年創業のお蕎麦屋さん“栄屋本店”(山形市)が元祖で、1952年から冷しラーメンを提供している。夏がとても暑い山形エリアのニーズに応えたご当地ラーメンだ。
この山形発の冷しラーメンを、同じ山形の名店“ケンちゃんラーメン”風に作り上げたのが今回の一杯だ。“ケンちゃんラーメン”は山形県を中心に東北地方に10店舗以上を展開する人気店。煮干の立った強めの醤油スープに、ゴワゴワでウェービーな極太平打ち麺を合わせている。
そもそも神田大手町店では“ケンちゃんラーメン”風の中華そばを提供しており、それを冷しラーメンに応用しようというアイデアが素晴らしい。山形×山形な山形リスペクトがあふれまくった傑作が完成した。
スープを一口飲んだ時点で驚くほどの煮干の旨味。通常のラーメン以上にダイレクトに感じる旨味にレンゲがノンストップだ。
そして、ゴワゴワ麺の満足感たるやない。冷しにすることでさらにコシが生まれ、よりパワフルな一杯に仕上がっている。
この麺が食べられるのは神田大手町店のみだが、5月12日からは“舎鈴”全店で冷しラーメンの提供がスタートする。まずはお近くの“舎鈴”でぜひ食べてみてもらいたい。
らぁめん舎鈴 神田大手町店
東京都千代田区内神田2-2-5