あらゆる質問や疑問に答えてくれるAIサービス『ChatGPT』。その機能を駆使した新たなサービスが登場した。その名も『宿題代行AI』。なんと、学校の宿題をAIが代わりにやってくれるというのだ。
『宿題代行AI』が自動的に問題を解く
これはエンジニアとして著名な矢野さとるさんが開発したサービスで、その使い方も簡単。学校の宿題のプリントや問題集などをスマホで撮影し、それを『宿題代行AI』に読み込ませるだけ。あとは自動的に問題をテキスト化し、AIが問題を解いてくれるというわけだ。
【宿題代行AI】
1.問題を撮影
2.画像をテキスト化(OCR)
3.chatGPTが解答https://t.co/GqRLksP66iRTの人のツイートみてつくてみた。
つかってみてね~#ChatGPT https://t.co/gVCH8aIAAA pic.twitter.com/RLNDq1PDp1— satoru.net (@satorunet) April 28, 2023
ご意見ありがとうござざいます。
早速「ヒントモード」追加しときました。https://t.co/ZcFHCBiZEb※内部的には下記promptを実行してます。… https://t.co/tbNsF6o7JN pic.twitter.com/I2H4GtTuyz
— satoru.net (@satorunet) April 29, 2023
画像的にAIがやりやすい宿題の書式や科目
ガジェット通信編集部の記者が、試しに子どもの宿題をスマホで撮影して『宿題代行AI』に読み込ませてみたが、その時はうまくいかなかったようだ。宿題には付き物の「〇付き数字」の読み取りが案外鬼門らしい。それらの点は、画像の調整をすることで回答精度を高めることが可能のようだ。画像的にAIがやりやすい宿題の書式や科目があるのかもしれない。
宿題の問題を自分でタイピングするとよい
しかし、テキストとしてダイレクトに問題を記入することで、問題を解いてもらうことには成功した。画像の読み込みが上手くいかなかった場合は、宿題の問題を自分でタイピングするとよいかもしれない。
AIに宿題を解いてもらうというやり方に問題があると考える人もいるかもしれないが、これも時代と考えて受け入れるしかないのかもしれない。どんなやり方が正解で、何が間違いなのか、その基準が曖昧なのだから。そもそも、宿題不要論まであるわけで……。
矢野さとるさんは『予告.in』や『字幕.in』で有名
ちなみに、開発者の矢野さとるさんは、かつて犯行予告摘発サイト『予告.in』や、動画字幕サービス『字幕.in』などの開発で話題となった人物。今後また、画期的なインターネットサービスを発表するかもしれない。期待である。
※冒頭画像はフリー素材サイト『写真AC』より
※記事内画像は『宿題代行AI』より