本格的な本物キャビアセットでプチぜい沢を!セットのマカロンとの組み合わせが絶妙だった

  by 古川 智規  Tags :  

再度のコロナまん延で普段は会うことができない人が徐々に増えてきているのではないだろうか。また地方や海外に美味しいものを食べに出かける機会もしばらくは遠のくような雰囲気だ。
そんな世情を反映してか、超高級食材のお取り寄せや贈り物が好調のようだ。その中で進物品にも自分へのご褒美にもマッチしそうなキャビアを食べてみたのでレポートする。

ESTURIONが販売する「キャビアとブラックマカロンのギフトボックス」は8640円と少しお高いが、本物のキャビアなので納得がいく価格設定だ。
ギフトボックスなのでそのまま贈り物にもできる。

ボックスの中身はキャビア・ブラックマカロン・オリジナルシェルスプーン・オープナーキーのセットだ。非常に本格的でシェルスプーンはキャビア専用品ともいえる白蝶貝削り出しのもので、キャビアの風味を損なわないものだ。

オープナーで開缶するとキャビアが現れる。そのまま食べてもいいが、マカロンがついているのでこれに挟んで食べる。このキャビアは長期保存ができない。理由は低温殺菌をしないフレッシュ・キャビアだからだ。塩も少ないほうが高級品とされているが、本品はプレーンで食べてもいわゆる塩漬けのような味はしないほど塩は最低限しか使用していない。よって指定保存方法を守り、新鮮なうちに食べてしまうことに意味があるといえる。

キャビアはチョウザメの卵だが、いわゆる海にいるサメとは全く異なる系統の魚で、淡水魚だからという分類ではなくそもそもの分類がサメとは異なる。ウロコが蝶に、形がサメに似ているから日本ではチョウザメと呼ばれている。
しかしキャビアにマカロンとは聞いたことがない組み合わせだ。しかしマカロンの甘さとキャビアの程よい塩気が溶け合い、キャビアの風味と味がその独特な味の上に乗ってくる感じだろうか。

当然ながら高級食材で内容量は少ないので、少しずつ時間をかけて食べることはできず、その日のうちになくなってしまうだろう。しかし贈る人にそれを味わってもらい、または自分で味わうというぜい沢な時間こそが本品を贈る本質なのではないかとも思える。
様々な理由で息苦しい世の中だが、せめてものプチぜい沢で乗り切りたい。

※写真はすべて記者撮影

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