12月15日・16日の2夜限定で、日本初となる3Dプロジェクションマッピングを駆使したクリスマスツリーが突如六本木ヒルズに出現し、冬の夜を彩った。
このクリスマスツリーは、AGFがブレンディスティックとマキシムスティックの発売10周年を記念して六本木ヒルズアリーナで開催したカフェイベント「Blendy & MAXIMハッピーStickドリンクバー」の会場内に設置されたもの。
クリスマスツリーの前に設置された巨大なスティックオブジェに来場者がハグをすると、それに連動してツリーに投影された3D映像が次々と変化。そのバリエーションは19種類に及んだ。
このようなインタラクティブなプロジェクションマッピング技術をクリスマスツリーに応用するのは日本初の試みとなり、2日間合わせて6時間足らずのお披露目であったが、延べ841名の来場者がハグを行い、様々に姿形を変えるクリスマスツリーが観衆の目を楽しませた。
今回AGFのカフェイベントで活用された「プロジェクションマッピング」という技術は、実物と映像をシンクロさせた新たな映像手法として国内外で注目を集めている。日本国内では、復元された東京駅舎で9月に実施された「TOKYO STATION VISION」や初音ミクのライブイベントなどで、度々その技術が話題になってきた。
プロジェクションマッピングの最大の特徴は、映像をスクリーンのような平面に単純投映するのではなく建造物のような立体物や凹凸のある面に投映すること。使用する映像素材にスクリーンとなる対象物の立体情報や表面情報を予め持たせ、映像と対象物をぴたりと重なり合わせることで、投映した映像が変化した際に対象物が動いたり、変形したように見えるのだ。
日本初となる“プロジェクションマッピングクリスマスツリー”が出現した「Blendy & MAXIMハッピーStickドリンクバー」のイベント当日模様は、映像にまとめられてAGFの「Stickドリンクバー キャンペーン」サイトとYouTubeにて2013年3月31日まで公開されている。
最新の技術で19種類の姿形に“変身”するユニークなツリーの映像を見て、クリスマス気分を高めてみるのも楽しいかもしれない。
■「Stickドリンクバー キャンペーン」サイト:http://thanks-stick10.jp/event/?ag