「古畑任三郎」傑作選、今度は10エピソード再放送!福山・さんま・貴重な木村拓哉の単独犯人回など必見作が集中

  by ときたたかし  Tags :  

今年4月3日に77歳でこの世を去っていた俳優・田村正和さんを偲び、フジテレビでは7月5日(月)から<メディアミックスα>枠(月~金14時45分~15時45分/関東ローカル)にて「古畑任三郎 傑作選」を放送します。ファンの声援・熱望を受け、超強力なラインナップになっています。

■紹介ページ:https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20210618.html [リンク]

公式サイトによると、これは先日5月・6月の再放送後「他のエピソードも見たい」「再放送してほしい」などの要望が多く寄せられたためまたしても再放送が決定したそうで、今回は、連続ドラマ3シリーズ、およびスペシャルから10エピソードの放送となります。

第2シリーズのオープニングを飾った明石家さんまさんが犯人の「しゃべりすぎた男」をはじめ、福山雅治さんが冷酷な犯人を演じる第3シリーズ8話の「完全すぎた殺人」など、シリーズでも人気の作品がズラリ!

とりわけ注目は、木村拓哉さんが単独犯人役の第2シリーズ4話「赤か、青か」。古畑が唯一手をあげてしまう回としても有名で、同じく同局の名作“月9”「ロングバケーション」と同時期の木村さんによる悪人演技と、彼を追い詰めていく古畑との手に汗握る心理戦が見ものです。

そのほか「科捜研の女」劇場版の公開も非常に楽しみな沢口靖子さん回「笑わない女」、壮大なコントと言っても過言ではない玉置浩二さん回の異色作「雲の中の死」など、豪華な10エピソードを放送。この夏、「古畑任三郎」で田村さんを偲び、その偉業を称えたい。

■番組概要
<メディアミックスα>「古畑任三郎 傑作選」14時45分~15時45分※関東ローカル
■放送日/タイトル
■7月5日(月)・6日(火)
『古畑任三郎』第2シリーズ「しゃべりすぎた男」前編・後編(1話/1996年1月10日放送)
■7月7日(水)・8日(木)・9日(金)
『新春ドラマスペシャル 古畑任三郎ファイナル』「今、甦る死」前編・中編・後編(2006年1月3日放送)
■7月16日(金)
『警部補・古畑任三郎』第1シリーズ「さよなら、DJ」(11話/1994年6月22日放送)
■7月19日(月)
『古畑任三郎』第2シリーズ「笑わない女」(2話/1996年1月17日放送)
■7月21日(水)
『古畑任三郎』第2シリーズ「赤か、青か」(4話/1996年1月31日放送)
■7月23日(金・祝)
『古畑任三郎』第3シリーズ「忙しすぎる殺人者」(2話/1999年4月20日放送)
■7月27日(火)・28日(水)
『ドラマスペシャル 古畑任三郎』「しばしのお別れ」前編・後編(11話/1996年3月27日放送)
■7月29日(木)
『古畑任三郎』第3シリーズ「完全すぎた殺人」(8話/1999年6月1日放送)
■7月30日(金)
『古畑任三郎』第3シリーズ「雲の中の死」(9話/1999年6月8日放送)
■8月4日(水)・5日(木)
『古畑任三郎』第3シリーズ「最後の事件」前編・後編(10話/1999年6月15日放送、11話/1999年6月22日放送)

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ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo