先日、ipad miniが発表されました。巷ではiphone5がものすごい勢いで売れているみたいです。僕はと言えば、普通の?携帯をを使っている訳ですがー。今はガラケー、なんて言われてるんですね。ガラパゴス携帯の略だそうで。「ガラパゴス」は余所様と接触がなく、独自の進化を遂げたというところからきているようです。この「ガラパゴス」の対義語は「グローバル」になるのでしょうか?個人的に、なんでもかんでもグローバルであればいいとは思わないんです。税金とかも、なにかと余所の国を引き合いに出して「実は日本は他よりも税金が安いんです」なんていう展開にもっていく。「他人が右向きゃ僕も右」な国民性の僕らの耳には、いかにもなハナシに聞こえるけれど、歴史も立場も全く違う余所様の事情に並べようとするのがそもそも間違ってる…と話がだいぶ明後日の方向にいってしまいました。この話はまた次の機会にでも。さておき。
最近は駅でも電車でも、スマホをいじっている方を大勢見かけます。同僚に聞いたらみんなゲームやらライン?っていうんですか?チャットのすごいやつ?をやってるみたいですね。色々出来て実にスマート!…なんですが、あれを使っているさまが…なんていうかスマートじゃないんだよなあ…僕も何度かいじってはみたのですが、タッチパネルなものだから、片手でスマホを持って、もう片手で実際の操作を行わないといけない。必然的に両手が塞がってしまう。しかも指が太いからか、タッチパネルが思うように反応してくれない。メールで「おはよう。今なにしてる?」って入れるのにも相当手間取りました。今のガラケーでそれくらいの文書であれば、片手で10秒もあれば入れられます。ショップのお姉さんは「慣れたらすぐですよー」なんて言っていましたが、50になる僕の上司は、もうスマホ歴半年になろうというのに、未だに慣れる様子もなく、以前はメールで来ていた連絡が、最近はすっかり℡になりました。「だって面倒くさいんだもん」…うん、あんまりスマートじゃない。
指が細い太い関係無いとはいうんだけれど、そんなことはないと思うんです。
iphoneがあまりに衝撃的な登場をしたので、スマホ=タッチパネルみたいになってますが、タッチパネルをいじる姿がスマートに見えた事なんて殆ど無くてー。iphone5では画面が大きくなってパネルが扱いやすくなった事が満足度を大きく高めた要因だそうで。「大きい方がいいなら最初からipadで良かったんじゃないか…?」なんて思っていたら、当のipadは小さくなった。大きいとそれはそれで物理的にスマートじゃなくなるものだから「多分今、ベストなサイズを両方から模索してるんだろうな…」なんて考えたりしています。
聞く話によると、家のパソコンで使う機能の大半はスマホでカバー出来るとか。そういう意味ではとてもスマートだと思うんですが、肝心のユーザーがそのスマートさに追い付いていない。まあ、僕も含めて家のパソコンなんて「ワードとエクセルが使えてyahooと動画が見れるもの」であれば事足りる訳で。そんなもの家でやれば十分と割り切れば、前述のとおりスマホを携帯してまで利用する機能なんて前述のゲームやらライン?くらいしか思いつかなくて、正直「ガラケー」を見限るだけのメリットが今のところ見当たりません。「スマホを扱う様がスマートに見えたとき」=「ガラケーだっせえ、に思えたとき」が僕にとってのベストな買い替え時期だと思っているのですが、iphoneの進化の速度を見る限り、もうしばらく僕の相棒はスマートに扱える「ガラケー」のままのようです。