原稿が間に合わず、そのお詫び文の原稿も遅れてしまった……漫画家・大石浩二さんのお詫びツイートが話題に

「読者の皆様には最高のお詫び文を提供したい、お詫びに対して妥協したくない、そのようなプロ意識の高さから、ギリギリまで待ってもらったのですが、力不足によりこのような結果を招いてしまいました。自分のプロ意識の高さが今は憎いです」

漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の漫画「トマトイプーのリコピン」の原稿が間に合わず、そのお詫び文を掲載しようとしたらその原稿も遅れてしまったという漫画家、大石浩二さんのお詫びツイートがTwitter上で話題になっている。

https://twitter.com/k_marudashi/status/1348464697398362115?s=19

その前代未聞のいさぎよい謝罪っぷりに、Twitter上では数々のコメントが寄せられている。

「原稿が間に合わなかった事へのお詫びが行方不明な件」
  
「お詫び文業界を背負っていく覚悟を感じました。応援しています」
  
「お詫びを、蔑ろにするこの世の中。
お詫びのために切腹をしていた時代への懐古厨のような大石先生。
まさに令和における大石倉之助。
ただただ感服するのみでございます。」
  
「ここまでくると、お詫び文のプロですね!額に飾りたいから、お詫び文原画あたらんかなー」
  
「久々にジャンプ本誌読んだけどプラス移って本当良かったなと思う。大石さんやってけんわ」

失敗は誰にでもある。肝心なのは失敗した時の対処法だ。その点で言えば、大石さんは100点満点以上の成果をおさめたのかもしれないと思うのは筆者だけだろうか。

※画像はTwitter(@k_marudashi)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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