青森県八戸市に地下鉄が出来たら……。
元日に発表されたデーリー東北の妄想記事がSNSなどで大きな話題になっている。
この妄想記事が大きく広まるきっかけになったのは八戸市にお住まいのTYサンチームさん(@TYgup_p)のTwitter投稿。
「正月早々
存在しない市営地下鉄をガチ妄想する地元新聞社すこ」
https://twitter.com/TYgup_p/status/1344813603291975680?s=19
正月早々
存在しない市営地下鉄をガチ妄想する地元新聞社すこ pic.twitter.com/ElB69x0cQE— TY㌠ (@TYgup_p) January 1, 2021
2×××年、海洋エネルギー資源発見による企業の集積で八戸市は人口が現在の10倍の230万人になっており、産業と生活の大動脈とすべく地下鉄の整備に乗り出したという壮大な設定……。デーリー東北としては「過疎化など暗いニュースの多い北奥羽地方を励ましたい」という意図があったようだが、その突拍子もない妄想にSNSユーザー達からは数々のコメントが寄せられている。
「ロゴは漢字の八とカタカナのノヘなんですかね?」
「青い森鉄道と相互直通運転できないのですか?
そうすれば、更に便利ですし。
(僕の妄想ですけど。)」「いいなあ😊。ワタシ東京生まれ育ちですけど首都圏の地図ずーっと眺めて新路線の計画立てる妄想が子供の頃好きでしたから。。」
「青森市「俺たちと人口の差がありすぎて草」」
「ある意味報道の自由ですけど、
新聞紙面でやっちゃうのがすごいですね。」「いつの日かそんな風になると良いですね。」
この妄想記事を荒唐無稽と笑う人も多いと思う。しかし、たった200年前には小さな漁村でしかなかった横浜市や、荒野だった札幌市の現在の発展ぶりを見てほしい。都市の発展というのは実際いつどんな形で引き起こされるかわからないものなのだ。
暗いニュースに負けず、前向きに将来の発展の可能性を模索しようというデーリー東北のこのユニークな試みに大きな賛辞を贈りたい。
元日付デーリー東北新年号第2分冊、「八戸市営地下鉄を妄想してみた」というユニークな企画も掲載しています。「#八戸メトロ」あったら便利そう。ほかに「#11ぴきのねこ」を生んだ三戸町出身の漫画家馬場のぼるさん没後20年、五戸町のアウトドアブランド「フェニックスライズ」、三陸沿岸道路の特集も pic.twitter.com/h5O026hjyy
— デーリー東北新聞社編集局文化部(DTB)【公式】 (@BUNKA_DAILY) January 1, 2021
※画像はTYサンチームさんからご提供いただきました