日本からの来訪で今までいろいろなお土産を頂きました。お土産はありがたく嬉しいものです。心に残るお土産がいくつかあります。もしも、海外に出かけてお土産を渡す機会があれば、参考にして頂ければ…と思います。
やはりなんだ言ったって食べ物がいいですね。高級感あるお土産で印象に残っているのは、はいばらのうなぎ「手焼き国内産うなぎレトルト蒲焼パック」です。これは、強烈に印象に残ります。ただ、渡す相手がうなぎ嫌いの人もいるので、そこはしっかり確かめた方がいいでしょう。
私はこの高級土産を友達から横流ししてもらったことがあります。ワシントンDC在住の日本人の友人宅に行った際「うなぎ食べる?」に二つ返事!友人はうなぎが苦手でした。そういうことを避ける意味で、お土産を渡す相手の好みは知っておいた方がいいですね。でも、だいたい日本人はうなぎは好物だと思いますが…
うなぎ程高級感はないですが、崎陽軒のシウマイも大人気なお土産です。こちらも「真空パックシウマイ」があり、製造から五カ月間の常温保存が可能なので、海外でいただく崎陽軒のシウマイは超ご馳走で喜ばれます。
ハズレがないのがおせんべい、あられ、おかき類です。ただ、スーツケースの場所をとってしまうという欠点はありますが、その分、帰りのお土産スペースにあてることが出来ます。お土産は出来ればちょっと張り込んだほうが、贈り物上手になれます。また、頂く方も嬉しさ倍増!銀座あけぼのは小さなパックでも十分喜ばれます。
虎屋の羊羹は味のバラエティーが楽しめ、なおかつコンパクトで可愛らしい小型羊羹は文句なしに喜ばれます。主要駅で売っているな簡易な手土産お菓子と比べ、受け取り側の感謝の仕方が違ってきます、現金ですけど....もしも、商用のお土産であれば、そのお土産で試されていると考えてもいいくらいです。商用では特にお土産代をケチってはいけません。
では、もっと一般的なお土産で喜ばれるものは、スーパーで売っている普通の商品です。お子さんがいらっしゃる方へのお土産は、大人用の贈答品のちょっと値の張るものと一緒に、小さくパックされたふりかけなどが重宝されます。お土産のテクニックとして、メインのお土産とこのスーパーの食品をセットでお渡しすると、かなり喜ばれると思います。
メインのお土産に対してサブのスーパーの商品は、永谷園の松茸のお吸い物やお茶漬け海苔もいいですね。こういうものが外国では重宝されますし、ロングセラーの商品なので日本を懐かしむ時を楽しめます。亀田の柿の種も嬉しいですね。チョコレートは世界中どこでもあるので、とりたて日本のものは必要ないと思いますが、世界中で売られていると言えどもポッキーはいいですね。
インスタントラーメンもいいお土産になります。アメリカでは動物エキスの関係でチキンラーメンやエースコックのワンタンメンは輸入禁止になっているはずです。日本食料品店でチキンラーメンが売られているのを見たことはなかったのですが、10数年前まではエースコックのワンタンメン5袋入りを買っていたものでしたが、いつの間にか売り場から姿を消しました。日本食料品店を営む友人に聞いてみたら、動物エキスの関係でエースコックのワンタンメンも引っかかって輸入禁止になったとのことでした。こういう昔ながらのインスタントラーメンは、特に輸入禁止のものは貴重です。販売目的でアメリカに持ち込むのはアウトでしょうが、お土産で数個持ち込む分には問題はないと思われます。
ところでヨックモックはニューヨークで買えるのです。高級デパートのサックス・フィフス・アベニューで売られています。ただ、日本よりかなり割高なので進物用に買うことはあっても自分の口に入ることはありません。ヨックモックは日本からのお土産で多い商品です。高級感もあるし、何よりあの缶はアメリカに於いてリサイクル率100%と言えます。実際、我が家にも3種類の大きさのヨックモックの缶が今も活躍してくれています。そのお土産をくださった方のお名前しっかり覚えています。
たかがお土産、されどお土産。お土産のセンスは、その人の価値を上げたりします。頂いたウレシイお土産の思い出話しだけでも、なんだかウキウキするほどです。