オーストラリアでは、そこらの道端に何百万円もする金塊がポロッと転がっていることがあるそうです。
先週の日曜日の朝、ビクトリア州ベンディゴの郊外で、父と娘2人が犬のラッキー君を散歩させていた時のこと。たまたま道に転がっていた何か硬いものを蹴った娘が言いました。
「パパ、これって金じゃない?」
「そうかもしれない!?」
驚いた家族はスーパーマーケットの貴金属商にその金色の塊を持ち込みました。専門家の鑑定の結果、塊にはなんと624グラムの金が含まれていることが判明。推定買取価格は少なくともおよそ267万円!
「家計が苦しい時だったので、本当にこれ以上ないタイミングでの棚ぼたでした。家に置いておくとどこに保管したものか悩んでしまいぐっすり眠れないので、売ってしまうのが一番だろうと思っています」とお父さん。
本当に偶然の発見でしたが、それほど大きな金塊があるということは周りにもっと多くの金があるだろうと考えた一家は、さらなる幸運を求めてまた散歩道へ金を探しに戻ったそうです。
オーストラリアは以前から金塊の宝庫として有名で、世界で最も大きい金塊10個のうち8個はオーストラリアで発見されています。昨年9月には、西オーストラリアの探検家が2.11kgの金を含む3.23kgの巨大な金塊を発見。その形から“アヒルの足”と呼ばれ、推定で800万円ほどの価値があると見積もられました。1896年に見つかった総重量109kg、現在の価格で推定3.3億円とされる世界最大の砂金の塊“ようこそ異邦人”も、やはりここビクトリア州の木の根元から掘り出されたものでした。
画像とソース引用:『news.com.au』及び『いらすとや』より
https://www.news.com.au/finance/money/wealth/bendigo-man-finds-624g-gold-nugget-worth-35000-while-walking-dog/news-story/310de4c6f50258f0219aee146d6a80df[リンク]