贅沢すぎるのにコスパ最強! クルーズ船で行くシンガポール~プーケット3泊4日の旅行記(2)

  by ノジーマ  Tags :  

ガジェット通信のノジーマです。先日、シンガポールから発着しているクルーズ船『ゲンティン ドリーム』に乗船し、タイのプーケットまで行く3泊4日のツアーに参加してきまして、そのレポートの2本目となります。2日目に突入し、船旅を満喫しながらプーケットに上陸して、プーケットでの夜を楽しむところまでをまとめました。どうぞご覧ください!

贅沢すぎるのにコスパ最強! クルーズ船で行くシンガポール~プーケット3泊4日の旅行記(1)
https://rensai.jp/249893[リンク]

海を眺めながら目覚め、朝から激ウマバイキングを満喫

2日目の朝は洋上で迎えました。部屋のバルコニーを開けるとあたりは一面の海。あいにく空は若干曇っていたのですが、晴れていれば部屋から水平線から浮かんでくる日の出を眺めることもできそう。なんて贅沢な朝なのでしょうか……。

バルコニーで海風にあたって寛いだりしつつ、朝の準備をして、早速朝食をとりに行くことにしました。

朝食もさまざまなレストランの中から選ぶことができるのですが、この日は海を眺めながらビュッフェ形式で食べられるレストランを選択。このレストランももちろん無料なのですが、その内容も凄かった……!

パンやサラダなど、オーソドックスな料理がたくさん揃っているのはもちろんなのですが……

なんと本格的なヤムチャやインド料理までズラリと並んでいます。料理の種類があまりにも豊富すぎるのです。この手のビュッフェだと全メニューをちょっとずつ食べたいと考える方も多いと思いますが、一度の食事で制覇するのはまず不可能。いろいろな国の方が乗船してくるので、それぞれが満足できるように配慮しているのでしょう。

また、基本的にレストランでのジュースやアルコールは有料なのですが、こちらでは無料でドリンクバーもついているのも地味に嬉しいところ。

そんな感じのビュッフェなので、食べたいものを直感的に選んでいたら朝から凄いボリュームかつ多国籍な内容になってしまいました(笑)。

品のない盛り付けをしてしまいましたが、ロケーションはあまりに完璧。海を眺めながら美味しい朝食をいただくという非日常感がたまりません。気分が良くなってこのあとも何回かおかわりしたり、しばらく入り浸ってしまいました。満腹ー!

特別に他の部屋も見せていただくことに……スイートルームがあまりにもヤバすぎた!

お腹いっぱいになったのでそのまま昼寝でもしてしまいたいところでしたが、特別に今回宿泊している部屋とは別のタイプの部屋も見せていただけることになりました。

まず案内していただいたのは『ゲンティン ドリーム』で最も料金の安い部屋。船の内側に部屋があるため、部屋から海の外を眺めることはできませんし、部屋の大部分をベッドが占めているのですが、ベッドの質はしっかりフカフカ。もちろん室内にトイレやシャワーもありますし、船内の施設で思いっきり遊んで、部屋にいるのは寝る時間だけ、という人はこちらで十分でしょう。

続いて案内していただいたのが、『パレス』といういわゆるスイートルームの部屋なのですが、これが凄かった……。

まず『パレス』に宿泊している人しか入れないエリアがあるのですが、高級感がランクアップしているだけでなく、単純に人が少ないということもあって非常に落ち着いた雰囲気に。このエリアの中に『パレス』専用のレストランや、ジムなどの施設もあり、同じ船に乗りながらもさらに優雅な時間を過ごせそうです。

屋上のデッキには『パレス』宿泊者限定のプールまで……!

そしてこちらが『パレス』の中で一番価格が安い『パレス スイート』のお部屋。内装がゴージャスになり、ベッドもさらにランクアップ。シャワールームにはバスタブも用意され、何かあれば電話一本で専属のスタッフが24時間いつでも対応してくれるうえに、有料レストランでの食事が1日1回無料、一部アルコールも無料などと付帯サービスが充実します。

料金的にはバルコニー付きの部屋の約1.5倍程度なので、より贅沢に過ごしたい方は割とアリな選択肢なのかもしれません。

続いて『ゲンティン ドリーム』で最も価格の高い『パレス ヴィラ』という部屋にも案内していただきましたが……

さらにゴージャスな部屋が何部屋もあり……

屋外エリアに海を眺めながら入れるジャグジーがあったり……

船の屋上デッキの先端部分に貸し切りのスペースがあったりと、この船でできる最高の贅沢を詰め込んだ内容となっていました。あまりにも別世界……。いつかこういう部屋に泊まれるようになりたいものですな……。

プーケット到着まで船の施設を満喫!

この時点で時刻は2日目の昼過ぎでしたが、船がプーケットに到着するのは夕方以降。まだまだ時間があるため、引き続き船内の施設やイベントを満喫して過ごしました。

船内のバーで缶ビールを買ってきて、部屋のバルコニーで昼から飲んでしまったり……

飲んでいる様子をライブ配信して日本で働いている友達に嫌がらせしたり……

ジェラート専門ショップで美味しいアイスを食べたり……

プールサイドでやってたダンスのイベントに混ざってみたり……

前日とは打って変わってアクロバティックなショーを満喫したり……

shinichiro nojimaさん(@aochins8)がシェアした投稿 – 2018年 3月月5日午後7時49分PST

(この人間ルーレットとフレンドパークのダーツをかけ合わせたみたいなショーが特にヤバかった……)

ジャグジーに浸かってまったりしたり……

プールサイドでまたしても飲んでしまったりと、とにかくいろいろ楽しんでいると……

ちょっとずつ島に近づいてきました……! ついにプーケットに到着です!

クルーズ船の旅で本当に素晴らしいのは、こうやって船上で思い思いに遊んでいるうちに目的地に到着できるということ。飛行機の移動だとスピードこそ圧倒的に速いですが、窮屈なシートの上でおとなしく過ごさなければなりません。クルーズ船なら休むにしてもフカフカのベッドでしっかり休めますし、移動時間を無駄にしないで済むのが最高に魅力的だなあと感じました。

小型船でプーケットに上陸→クルーズ船が全然揺れてないことを実感

船は沖に停泊し、小型船を使ってプーケットに上陸することになるのですが、もちろん全員が船を降りなければいけないわけではありません。停泊中は常時小型船が往復しているため、混雑が落ち着いてからプーケットに上陸してもいいですし、朝になってから移動するのだってOK。もちろん、プーケットに興味がなければそのままずっと船内で過ごすのも選択肢のひとつです。

今回僕は『ゲンティン ドリーム』がいくつか用意しているオプショナルツアーのなかから『プーケット・ファンタシー』というテーマパークに行って夕食とショーを楽しむプランを利用することにしたので、早速小型船でプーケットに上陸することに。

『ゲンティン ドリーム』から小型船に乗り込むと、最初にびっくりしたのは船の揺れ。波でグラングランと小型船が揺れます。と書くと怖い感じがしてしまうと思いますが、逆に『ゲンティン ドリーム』に乗っている間はまったく揺れを感じないということなのです。船酔いしてしまう人もほぼいないそうで、船が苦手だというイメージが強い人でもまず大丈夫でしょう。

小型船に人がある程度乗り込んだら、いよいよプーケットに向かって出発! すると夕日をバックに佇む『ゲンティン ドリーム』の姿が。船があまりにも大きすぎるので、ここまで一度も全景を見ることができませんでしたが、こうして見ると改めて船の巨大さを実感できます……。

そして小型船で揺られること10分ほど。ついにプーケットの地に足を踏み入れました。同じアジアでもシンガポールとは雰囲気がまったく違う別世界です!

ここから日本語の話せるガイドさんと一緒に車に乗り込み『プーケット・ファンタシー』に向かいます。道中で激しいスコールに降られたり、「象に注意」の看板があったりして、さすがタイだなあと実感しました……。

『プーケット・ファンタシー』でタイの文化に触れる

車で移動すること数十分。いよいよ目的地『プーケット・ファンタシー』に到着しました。どうやら日本人の観光客も多いようで、日本語で書かれた案内板もたくさんありましたし、日本語の会話が聞こえてくることも。やっぱり日本語に触れると妙に安心できますね……。

『プーケット・ファンタシー』は象を使った盛大なショーが最大の名物なのですが、始まるまでの間にレストランで夕食をいただくことに。レストランの規模があまりにも大きくてびっくり! なんと約4000席もあるそうで、アジア最大規模のレストランなのだとか。

こちらのレストランもビュッフェ形式になっていて、タイ料理はもちろん、中華料理やパスタまで幅広く用意されていました。

もちろんせっかくタイに来ているのですから、タイ料理をつまみにシンハービールで乾杯! これぞ至福!! 料理もバッチリ美味しかったので大満足!!

お腹が満たされたところで、いよいよショーの時間に。残念ながらショーは写真撮影禁止だったのですが、象を使った壮大なパフォーマンスや、サーカスのようにアクロバティックな演出、さらに鶏などの鳥類にも芸を仕込んでショーの演出で使うなど、スケールの大きさにただただ圧倒されました。これは観ることができて良かった!

夜のプーケットを散策。賑やかで凄い街やで……

ショーを堪能したあとは再び車に乗り込み、『ゲンティン ドリーム』が停泊している近くで解散し、あとは完全自由行動に。この時点でかなり遅い時間になっていたため、そのまま船に戻っても良かったのですが、せっかくなので夜のプーケットもフラフラと散策してみることにしました。

パトンビーチのメインストリートは平日の夜更けなのにもの凄い数の人が集まり、たくさん並ぶバーやクラブから大音量で音楽が流れ、とにかく活気に溢れまくっています。日本一の繁華街といわれる新宿・歌舞伎町をも軽く凌ぐレベルです……!

そしてビーチにもたくさんの人がたむろし、プーケットの賑やかな夜を楽しんでいました。これぞまさに眠らない街やで……!

ここからさらにいろいろと街歩きをしてみましたが、シンガポールと比べて物価が非常に安く、そのへんのお店で生ビールを飲んでも200~300円程度。この日は昼から飲みっぱなしでしたが、さらに一杯引っ掛けてから船へと帰還。とにかく暴飲暴食をして過ごしてしまった2日目でした……。

3日目、4日目についてはラストとなる3本目で引き続きレポートしていきたいと思います。ぜひ引き続きご一読ください!

ゲンティン ドリーム シンガポール発着クルーズ
http://www.mercury-travel.com/dream/schedule2.html [リンク]

2018年4月30日(月)までにシンガポール発着ゲンティン ドリームのクルーズ(4月~6月出航)を申し込むと、2名1室の利用で1名が無料になるキャンペーンも実施中!

ノジーマ

B級フード研究家。漫画を描いたりライターをしたり。変な料理をいろいろ考えます。週刊プレイボーイで『野島慎一郎の激ウマ!!バカレシピ研究所』連載中。最近は撮影をしていると猫が寄ってくるので、そのまま記事でも使っています。 ★レシピ本発売中!★世界一美味しい「どん二郎」の作り方 誰も思いつかなかった激ウマ!B級フードレシピ http://amzn.asia/8N2jTuz

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