今、芸能界では、さまざまな専門知識を持ったアイドルが活躍している。
鉄道好きが高じて『タモリ倶楽部』の鉄道企画に出演している、私立恵比寿中学の廣田あいかや元SKE48の松井玲奈などは有名だが、他にも“アイドル好きアイドル”や“アニメ好きアイドル”など、その分野は多岐にわたっている。
そんな中、“ラグビー好きアイドル”という、これまであまりなかった分野で知られつつあるのが、アイドルグループ『アイドルネッサンス』の南端まいな(16)だ。
元々お父さんが大のラグビーファンで、小さい頃から一緒に試合を見に行っていたという彼女。大学ラグビーも社会人チームも詳しいという本格派だ。
そんな彼女の特技を活かして、9月15日に発売されたラグビー専門誌『ラグビーサミット第2回』(株式会社カンゼン)では、早稲田大学ラグビー部の合宿レポートを担当、また、アイドルネッサンスメンバー全員で表紙とグラビアに登場している。
10月3日、タワーレコード池袋店で、同誌の発売イベントが開催された。
定刻の19時にステージに現れたのは、南端の他に、比嘉奈菜子(16)、原田珠々華(14)のメンバー。
3人はそれぞれ、早稲田、法政、明治のラグビーチームのユニフォーム姿。
登場した瞬間、3人の可愛らしい姿に、会場からは「おおぅ！」という歓声が上がる。
ユニフォームを着ての感想を聞かれると、「大好きな早稲田のユニフォーム、しかもリニューアルした新しいものを着られるなんて本当にうれしい」(南端)、「私はよく『太陽の子』と言われるんですが、そのイメージにぴったりのオレンジのユニフォームが着られた」(比嘉)、「雑誌の撮影では東海大学のものだったが、今日は明治のユニフォームも着ることができた」(原田) とみんな大喜びの様子。
表紙撮影時のエピソードについては、「最初はラグビーボールの持ち方もわからなかったが、それを教わりながら撮影できて楽しかった」(原田)、「私はお祈りしているポーズで写っているんですが、それは『勝利を願っている』という意味なんです」(比嘉)など、楽しげな様子を語っていた。
そして、トークをリードするのはやはり南端。
「私はお母さんのお腹の中にいる時からラグビー好きなんです！」と言い切り、そんなラグビーに関係する仕事ができることのうれしさを熱く語る。
イベントに同席したライターからは、早稲田大学合宿レポート時の裏話として「取材前日は大荒れの天候で『明日は中止にしようか』という話も出たが、南端さんから『どうしても行きたい』と回答があり、現地に向かうことにした。当日は天候にも恵まれ、結果的に大成功だった」と明かされた。
11月6日にラグビー関東大学対抗戦が行われることに話が及ぶと「ラグビーでは大切な試合がありますが、アイドルネッサンスも大切なワンマンライブがあります」と告知モードに。
原田が「『お台場で迸(ほとばし)るネッサンス』というゴールに向けて、メンバーでスクラムを組んで頑張っているので、皆さんトライしてみて下さい」と、ラグビー用語にかけたメッセージで呼びかけを行い、トークを締めた。
その後は、メンバーのチェキ写真をかけたじゃんけん大会や、掲載されたグラビアへのサイン会を行い、ファンとの交流をした3人。
見ていてとにかく気持ちが良かったのは、南端まいなの“ラグビーが好き！”という気持ちが強く伝わってきたこと。ラグビーのことを話している時の輝いた目は本当に素敵だった。
そして、そんな彼女を温かい目で見守る2人のメンバーも同じ。
「雑誌の表紙になれたことがうれしい」「きっかけを作ってくれたまいなに感謝」「好きなことでお仕事ができるなんてすごい」そんな言葉を口にしながらも、彼女たちだって、今大好きな歌やダンスに全力で取り組んでいる。
その成果が見られるのが11月6日のライブになることだろう。
とにかく好きなものを持っている人はかっこいい！可愛い娘ならなおさら。世の中を動かしているのはたくさんの「好き」という気持ちだ。
好きなことをとことん突き詰めている女の子たちを見ながら、幸せを感じた時間だった。
■4thワンマンライブ「お台場で迸（ほとばし）るネッサンス！！」
日時：11月6日(日) 14:30開場 15:30開演
会場：Zepp DiverCity（TOKYO）
料金：指定席￥4,500／立見￥4,000 (＋1ドリンク)
一般発売：10月8日(土)より
詳細はアイドルネッサンスオフィシャルホームページまで
http://idolrenaissance.com/
※写真は、アイドルネッサンス公式Twitterより https://twitter.com/idolrenaissance/status/782927389462441984
