『CUTIE HONEY -TEARS-』 塾講師による感想文
私は、西内まりあという女優さん(歌手?)は知らない。バツイチになってから、女性に興味が持てなくなった。ただ、中学時代は体操部、大学時代は少林寺拳法部でアクションには興味がある。
昔、「TVジョッキー」でジャッキー・チェンと一緒に出演したこともある。「燃えよ、ドラゴン」は20回くらいは見たかな。
それに、高校生の数学の塾講師をしていて科学にも興味がある。何しろ、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」で育った世代なのだ。
永井豪さんの「デビルマン」は傑作だし、見ないわけにはいかない映画だった。
で、映画だが予想以上によかった。佐藤さんの実写のような、おふざけなB級映画かと思いきや、なかなかシリアス。演技も、映像もよかった。お勧め。
ストーリーの構成もよかった。「キューティーハニー」を知っていて、Hな場面を期待して行くとガッカリするかもしれないが、私にはこれでよかった。
敢えて言うなら、もう少しアクションが多い方がよかったが、アクション俳優がやっているわけではないから仕方ない。
ところで、西内まりあって歌手の歌をググってみたらマトモな歌だったので驚いた。もっとアホっぽい歌をうたっているのかと思った。
映画の中のアクション、演技は歌手にしてはキレがあると思ったらバトミントンで県大会に優勝とあった。
映画は「怒り」のような、おどろおどろしいものではなくて、スカッとしたものを期待してしまう。近未来の世界は、コンピューターに支配されて、環境はボロボロになるという予想が多い。
分かっていても、人間はどうすることもできないのだろうか。塾生の優秀な子たちは、コンピューターや医療志望の子が多い。何となく、将来を感じているのだろう。