ガジェット通信の“秋葉原制覇”もいよいよ盛り上がって参りました!(あくまで筆者個人の感想です)
というわけで、筆者(YELLOW)が秋葉原で気になる店に本日も行って来ました。
とにかく行列!名店『饗くろ喜』
まず、ぶっちゃけ漢字が読めない筆者ですが、とりあえずいつ見ても並んでいるのが『饗くろ喜』で御座います。
無論、行列が行列を呼ぶってのは多少有りますが、そのラーメンの美味しさは疑う余地がありません。
「ノー・モア・行列」
を信条に生きて来た筆者(43歳独身男性)ですが、この『饗くろ喜』だけは並んででも食べたいラーメンなのです。
ちなみに『饗くろ喜』の行列は、並んでいる途中に店員さんの指示で食券を買いに入り、再び外に出て並ぶと言う複雑なシステムなので注意が必要です。
『鴨和えそば』を所望する!
テーブルには店のコダワリ食材について解説があります。結構、細かい部分まで書いてあるので大丈夫なのか心配になりますが、材料を真似ただけでは及ばないって自信の表れなのでしょう。
そして!
ここはオーソドックスに『塩そば』を食べるのがジャスティスですが、この日は限定の『鴨和えそば』なるラーメンがあったので、コチラを選んでみました。
ちなみに『鴨和えそば』は1000円と、決して安くはないブルジョア価格ですので、もしもイマイチな場合は全力でディスらせて頂く所存で御座います。
『鴨和えそば』を食す!
行列と言う名の苦行を乗り越えて、やっと辿り着いた『鴨和えそば』ですので、筆者の期待も否応無しに高まります。
まず盛り付けに関しては100点満点で良いでしょうか?
紫玉葱の色も鮮やかで、ラーメンもとい“和えそば”と言う範疇を超えて、料理の盛り付けとして美しいですね。
しかし!
コレをガッツリとかき混ぜてから、食べなければならないと言う罠で御座います。
レンゲも駆使して上下を返すように混ぜましょう。
幅広の”T字麺”が激ウマである!!
今回はほぼほぼスープレスなので、まずは麺から行ってみましょう。
国産小麦を使った幅広の麺は、尋常では無いレベルのピロピロ感を醸しだしています。この加水率高めのツルっとした食感と、スープが絡む縮れた幅広麺は異次元の美味しさですね。
なんでも、この麺は『麺屋棣鄂』の特製麺で、断面がT字型になっているそうです。
なので通称“ウイング麺”と呼ばれているそうです(へーっていうところ)。
どのような製麺機、もとい切り刃を使っているのか興味津々な筆者ですが、まあ家では作れそうにないので、とりあえず謎のままにしておきましょう。
低温調理された鴨チャーシューも良し!
しっとりとした鴨チャーシューも激ウマであります!
ちなみに鴨肉も加熱すると堅くなりやすいので、このようにレアに仕上げるのがベストでしょうか?
鶏肉にはないチカラ強さが良いですね。
味玉も旨し!
サイドを固める具材の数々、味玉、メンマ、春菊、紫玉葱もバランスが良く、和えて食べると一体感があります。
若干、春菊は好き嫌いがあるので賛否が分かれるところですが、スープも結構コッテリしているので、この『鴨和えそば』にはマッチしていると思います。
半熟の味玉も美味しく、あまりラーメンに味玉を欲しない筆者ですら美味しいと感じました。
『鴨和えそば』 総評
例え1000人のラーメンフリークがベタ褒めしようとも、イマイチな時はイマイチと言う筆者ですが、この『鴨和えそば』に関しては脱帽で御座います。
ラーメンという枠を超えて、料理としての完成度の高さは驚異ですね。
この『鴨和えそば』はなんと言っても”ウイング麺”と呼ばれる麺が売りなわけですが、T字型の断面にする事でスープの運びが良くなり、しかも独特の食感が生まれると言う相乗効果は、今後のラーメンに少なく無い影響を与える予感です。
若干、ラーメンとして1000円は安くないと感じてしまいますが、それぞれの素材も妥協せずに良いモノを使っているので、1000円の料理として捉えると決して高いとは思わないですね。
ここら辺の満足度の高さが、次のリピートに繋がり、結果として行列が形成されているのだと思った筆者です。
それでは、是非みなさんも『饗くろ喜』の美味しいラーメンを食べてみて下さい。
『饗くろ喜』
住所:東京都千代田区神田和泉町2-15 四連ビル3号館1F
営業時間 11:30~15:00 18:00~21:00(水曜日は昼営業のみ)
定休日:日曜祝日