ガジェット通信の”秋葉原制覇”ということで、さりげなく秋葉原に通う筆者(YELLOW)ですが、あえて言おう!
「だんだん秋葉原が好きになって来た予感!」
そもそもオタクと言うほど“ひとつの趣味”に没頭するわけでもなく、アニメも詳しくない筆者が秋葉原に通う意味については賛否が分かれるところですが、最近は美味しい店を色々と発見したので食べ歩きだけでも十分に楽しめます。
イタリアン出身の『志奈そば田なかSecond』
イタリア料理からラーメン業界に移り、あの『俺の空』でも修行した店となれば気になります。
特に秋葉原の中心部はコッテリ&ガッツリ系なラーメンが集中しているので、この『志奈そば田なかSecond』への期待は高まります。
店は昌平小学校の近くにありメインストリートから1本外れているので、あまり観光客が入って来ないロケーションにあります。
しかし!
すでに『志奈そば田なかSecond』の味を知る人達で行列が形成される人気店になりつつあるので、ランチタイムは多少の並びを覚悟する必要があります。
『アジ煮干し塩中華そば』を所望する!
味に関しては多くの人達によってプルーフされているので、ココはひとまずラーメン的にハードルの高い“塩ラーメン”的な何かを試してみましょう。
また最近は”煮干し系ラーメン”が年老いた体にしっくり来るので、アジの煮干しを使った『アジ煮干し塩中華そば』(780円)をチョイスしました。
『アジ煮干し塩中華そば』を食す!
煮干しと言えばイワシ系が主流ですが、あえてアジの煮干しも使ったとの事で、その違いがどんな感じか楽しみですね。
スープは品の良い“鶏&煮干し系”にまとまっていて、シンプルながらも奥行きのある味わいです。
この感じだと塩も数種類をブレンドして使ってそうですね。
煮干し系ラーメンにありがちな苦みもほとんど無いのですが、このエグみの少なさが”アジ煮干し”の特徴なのでしょうか?
何はともあれ『アジ煮干し塩中華そば』のスープは絶品であり、ディスる要素は皆無で御座います。
麺は平打ちの細麺だと?
中太麺と言うよりは中細麺、むしろ細麺と呼んでも過言ではない細さですが、スープの絡みを考慮して平打ち(平べったい麺)になっています。
茹で加減もバッチリで、細いながらもコシがあり『アジ煮干し塩中華そば』のスープにマッチしていますね。
今回も大盛りでは無く全てをデフォルト状態で食べていますが、細麺にしては麺量も多いので、成人男子でも物足りなさはありません。
平打ちの細麺は茹で加減が難しいのですが、この『志奈そば田なかSecond』はイイ感じで御座います。
シンプルな構成の具材も良し!
デフォルトでもネギが多めに入っているのは嬉しいですね。
極太のメンマは甘めな味付けながらも味がしっかりしていて、これまた美味しい感じです。
若干、チャーシュー自体は美味しいのですが、炙り加減で焦げの苦みが感じられます。
恐らく他のスープであれば分からないレベルですが、この塩味のスープでは細かい部分まで出てしまうので、あえて『アジ煮干し塩中華そば』は炙らない方が美味しい予感です。
『アジ煮干し塩中華そば』 総評
非常に洗練された『アジ煮干し塩中華そば』で、筆者も大満足で御座います。
今後もヘビロテする可能性大の『志奈そば田なかSecond』は、筆者イチオシの秋葉原ラーメンと言っておきましょう。
しかし!
あまりに完成度が高い為に、炙りすぎたチャーシューが気になってしまった筆者でした。
通常であれば気にならない些細なレベルですが、そんな細かい部分が目立ってしまうのは、良くも悪くも完成されたラーメンの宿命かもしれません。
また、非常に完成度の高いスープなので、あえて“柚子”を入れる必要は無いんじゃないかなと思った筆者です。
まあ、見付け次第マッハで排除すれば良いだけの話ですが、ここまでエグさを取り除いた塩味のスープに、風味の強すぎる柚子は蛇足かも知れません。
と、いう感じの『アジ煮干し塩中華そば』でした。
また秋葉原のラーメンはムサい店が多いのですが、この『志奈そば田なかSecond』はイケメン二人が厨房に入っていました。
店内もシャレオツで小綺麗なので、女子層には超絶イチオシの店であると付け加えておきましょう。
それでは、是非みなさんも美味しい『アジ煮干し塩中華そば』を食べに『志奈そば田なかSecond』に訪れてみて下さい。
『志奈そば田なかSecond』
住所:東京都千代田区外神田3-4-1
営業時間 火~金 11:00~15:00 17:00~20:45
土曜日 11:00~20:45
日曜日 11:00~18:00
定休日:月曜日