お初お目にかかります。ジジでございます!
さて…皆さまは『生玉子』というものには、実に多くの調理法が存在するのをご存じでせうか?
代表的な例として、殻のまま鍋で茹でれば”ゆで玉子”に、殻を割ってお椀で溶きフライパンに流し込めば”玉子焼き”、卵白だけを取り出し、砂糖を加えながらかき混ぜれば”メレンゲ”へ…と、調理法によってその形は多種多様に変化するのであります。
では、そんな生玉子に匹敵するくらい色んな調理法をもつ存在をご存じでせうか?
そう!!その存在とは、アニメやゲーム等のヒトの想像が産み出した”創造物”にございます♪
近年、これらの作品が原作の実写化が多くみられるのですが、作り手によってその種類も大分変わってくるものであります。
原作を”生玉子”とするならば、造り手は即ち”料理人”!
そんな彼らの代表的な調理法をちょいとばかし書き記そうと思いまする。
【原作再現型】
(例…『劇場版 海月姫』、『劇場版 逆転裁判』など)
アニメや漫画、ゲームの世界観をほぼ完璧に再現したのがこのタイプ!!
現実社会にはあり得ない髪型や服装などのビジュアルから、無茶苦茶なキャラ設定や漫画独特のコミカルな部分までも再現する事で原作に限りなく近づける反面
「一見さんお断り!!」
と言わんばかりの世界観で、原作を知らない人には取っ付きにくい造りになっているのが特長でございます!
上記の理由から観る人が限られ、良作にも関わらず、普段から漫画やアニメに興味を持たない人には”一生観られる事がない”という残念な結末になることも…!!
【バランス型】
(例…『劇場版 るろうに剣心』、『劇場版 俺物語』など!)
料理人(製作者側)の腕が最も試される調理法であり、原作の無理のある世界観を現実社会に置き換えても”無理のない世界観”に造り変えているのがこのタイプ!!
殆(ほとん)どの実写化作品がこのタイプであり、原作の持つ独特な世界観や雰囲気、ビジュアルやストーリーを万人受けするよう上手く味付けされている為、原作を知らない人にも興味が持てる造りになっているのが特長!
かと言って、原作の世界観を破壊してるわけではなく、近からず遠からずで再現してるので、原作ファンにもウケが良い♪
されど…原作を知ってる人、知らない人、双方に受け入れて貰えるその”バランス”が難しく、どちらかに片寄ってしまうと片方からの指示しか受けられずに批判が悪循環し、結果として”駄作”と呼ばれる作品が生まれる事もしばしば・・・・・!
【原作破壊型】
(例…『ドラマ 地獄先生ぬ~べ~』、『ドラマ DEATH NOTE』など)
原作の”核”となる部分だけを取りだし、キャラ設定や世界観を大幅に変更して再構築された作品!主にドラマ等によく使われる手法でございます♪
原作と雰囲気がガラリと変わる事が多く、原作ファンからは猛批判を浴びやすい反面、原作を知らない人からは意外に高評価を受ける事が多々ありまする!
また、原作ファンからすると全くの別物でも、ストーリーの”核”となる部分はそのままなので、”原作を知らない人がその作品を知る入門口”にも成りうるのです!
上記の2タイプとは違い、あえて核だけを取り出してかき混ぜる事で、別の視点から作品に興味を持ってもらう…ジジが最も好きな調理法でございます♪
以上、ジジが見つけたアニメや漫画等の実写化作品における調理法となります。
原作持ちの実写化に不満や批判を持つ気持ちも分かりまする!
成ればこそ…頭ごなしに「生タマゴの食し方は生でしか認めない!!」と言うのではなく、『どの様な作り方』で、『どの様な意図があるのか?』を自分なりに見極め、「色んな調理法があるけれどやっぱり原作が一番♪」と、視野を拡げてみてはいかがでせうか?
さすれば、もっと…その作品の事が好きになるやも知れませぬぞ・・・・・!
画像は筆者が撮影!!
(ヤンキノコよりタマゴダケ)