注目のファッションビル 京都BALがリニューアルオープン

  by 動画解放軍  Tags :  

京都の歴史あるファッションビルの『京都BAL』(バル)が2015年8月21日に新装オープンします。注目は国内初出店の三店舗と、国内外最大級の売り場面積のテナントです。
延べ面積18500平米という広い面積であれば通常100店舗以上のテナントが入居できますが、今回は厳選した33店舗がゆったりと出店しています。 通路も広くゆったりと買い物ができる工夫がされています。

女性が「かわいい」と口に出る建物作りです

外装は「アメリカの古い建物」を意識しています。 内装は高級ホテルのような作りです。テナントが揃える商品やフードはつい女性が「かわいい」と口に出してしまいそうなセレクトです。

決してガッツリではなく、いろいろな種類を少しずつ選べる『MUJI cafe』

ショーケースの中のスワンのケーキはつい「かわいい」と口に出してしまいます。『RH CAFE』

ゆったりとした女性専用パウダールーム

4階には女性専用のゆったりとしたパウダールームがあります。約20坪の面積に広々とした化粧スペースやソファが用意されています。

アメニティは女性に人気の『ニールズヤード レメディーズ』のハンドウォッシュとローションが(取材時)

照明が内蔵された鏡と、広いスペースで化粧直しができます。

ソファでゆったりと休憩できます。

パウダールーム内洗面台

自由に使えるソファが目立ちます

各テナントには多くのソファが設置されています。 また、レストルームの出入り口付近にもソファが備えられています。 休憩用の椅子が備えられていることは多いですが、京都BALはソファでリラックスできます。

各フロアのレストルーム付近に備え付けられているソファです。

窓が多い開放的な作りです

非常に窓が多く開放的な作りです。ハイファッションなビルは窓がほとんどないですが、京都BALでは自然の光を取り入れる工夫があります。多くのテナントが外からの光と人工照明を自然に組み合わせています。
この工夫がショッピングの閉塞感を和らげていると感じます。

各テナントは外との繋がりを重視しており、まるでリゾートにあるような店を演出しています。 『Ron Herman』は最上階の特長を生かして、まるでヨーロッパの島国に迷い込んだ感覚を演出しています。
エスカレーターでフロアに到着すると、屋外の庭が見え、その先には複雑に入り組んだ通路と、噴水広場や街角のちょっとした休憩スペースがあります。食事も『Ron Herman』の世界観と自然につながっている『RH Cafe』で食事を楽しめます。

Ron Hermanの入り口は出口?

一旦、屋外の庭に出ます。

リゾートにある明るいショップの印象です。

おしゃれな雑貨店風

広場をイメージした噴水

庭と室内をつなぐドア

南国の住宅にある寝室をイメージ

食器類

フリーマーケット風の雑貨販売

カジュアルなスポーツウェア

オールドスクールなデジタルガジェットと文具

『RH Cafe』

キッズコーナー

南国リゾートのアクセサリーショップ

『無印良品』は窓の手前に商品をディスプレイしています。 また、展示もゆったり目です。

『TODAY’S SPECIAL』は単調な生活にちょっとしたプラスアルファを手軽に追加することができる店です。 安心できる商品が提供されており、手軽に少しづつ手作りを追加できます。

『Cafe & Meal MUJI』ではテラス席が用意されています。開放的な場所で食事を楽しめます。

もともと、ゆったりしている『THE CONRAN SHOP』は京都BALではより広い場所で展示されています。 もちろん、窓際展示もあります。

目玉の国内初出店

京都BALでは国内初出店が三店あります。 どれも、注目されるブランドです。 『DAVID OTTO JUICE』はコールドプレスと呼ばれる、スローな方法でじっくりとジュースを抽出しています。 
通常の高速回転するミキサーとは違い、ジュースの味に必要な酵母が死なないのでおいしくジュースを楽しめます。 ニンジンのジュースも加糖や調味料を全く加えていないのに、甘く嫌味がない味です。
飲んだ感想としては、今まで飲んだ中で一番のジュースです。 この後に飲んだどんなに美味しいジュースも残念な味に感じてしまう力が『DAVID OTTO JUICE』にはあります。
残念ながら抽出方法は完全な企業秘密とのことです。

ハワイの島々からこだわりのコーヒーを集めた『Hawaiian Islands Coffee』はコナコーヒーをおいしく楽しめます。 コナコーヒーというとハワイ土産の定番品ですが、正しい淹れ方を知らない人が多いです。
ここでは、「フレンチプレス」と呼ばれる方法でコーヒーを抽出します。 ペーパードリップと比べ油などのコーヒーの成分すべてが抽出されるので、おいしいコーヒーが楽しめます。

コーヒーの表面に油が浮いているのはフレンチプレスによる抽出の証拠

『古都品』は地元京都発のオーガニック化粧品です。 単純に安全だけではなく、京都のお茶を使った遊び心も取り入れられています。和をテーマにしたテーブルに置かれたテスター(試供品)で試すことができます。

小説『檸檬』の舞台『丸善京都本店』が復活

明治40年に京都で営業が始まった丸善は、10年前に閉店しましたが、京都BALのリニューアルとともに復活です。 和書100万冊に加え、洋書も7万冊の品ぞろえです。 文具も多く販売されています。
男性もここなら十分にショッピングを楽しめるのでは思います。 京都の丸善というと『梶井基次郎』の短編小説『檸檬』の舞台になった場所です。オープニングキャンペーンでは店内に檸檬(レモン)にちなんだ商品が置かれています。

ゆったりとリゾートでプレミアムなものを体験して購入するという考えができます。 あと、自然とエレベータを使わないショッピングを楽しめると思います。 目的の店に到着する過程も楽しめてしまいます。
ショッピングだけではない非日常を手軽に楽しめるのではと感じています。

京都BAL 公式Webサイト
http://www.bal-bldg.com/ [リンク]

アクセス
京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251
阪急 河原町駅 京阪 三条駅 市バス 四条河原町

動画埋め込み – YouTube
http://youtu.be/rtH69Z0Pd

店内写真集

『Rachel Ashwell Shabby Chic Couture』(家族と友人と過ごす自宅を演出するアイテム)

『Neal’s Yard Remedies』(オーガニックコスメ)

『Tomorrow Land』(ファッション)

『Margaret Howell』(ファッション)

『TODAY’S SPECIAL』(キッチン、裁縫などDIY)

『ESTNATION』(ファッション)

『American RAG CIE』(ファッション)

『CONRAN SHOP』(家具、雑貨)

『ASPESI』(ファッション)

『JIL SANDER NAVY』(ファッション)

『HELMUT LANG』(ファッション)

『無印良品』デニムソファー、ジーンズなど

レストルームのプレート(男性、女性、多目的トイレ)

『Theory』(ファッション)

『DIANE VON FURSTENBERG』(ファッション)

普段は動画を使ってガジェットや食品のレビューを行なっています。 人が思いつかない切り口でレビューや紹介を行なっています。 ネタ探しのために自己資金を使って出張取材も最近は多いです。

ウェブサイト: http://www.jihei.org/ http://review.jihei.org/ https://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/A17VQ6SVCFYKUP http://my.chiebukuro.yahoo.co.jp/my/jihei

Twitter: jihei