Facebookは、Lollapalooza音楽祭の演奏者や、参加した友達が撮影した、ライブの写真や、投稿したライブの状況を、Facebookのユーザが、新たなPlace Tips機能で、チェックできるようにした。 2015年7月31日
By Cat Zakrzewski、WSJ
Facebookは、Facebookのユーザが、自分の家から、Lollapalooza音楽祭のライブ・イベントの状況をチェックできる、新たなPlace Tips機能のテストを開始した。
Facebookは、米国のユーザに、シカゴで開催された、Lollapalooza音楽祭のコンテンツのストリームを、演奏者や参加した友達が提供し、Facebookのユーザが、家に居ながら、チェックできるようにした。
このFacebookの取り組みは、SnapchatやTwitteのような、ライブ・イベントに対応した、ソーシアル・プラットフォームと競合する。
Facebookは、Cold War KidsやKaskadeのような演奏者からのアップデートやステージの写真といった公開コンテンツを、この音楽祭に参加した友達が撮影した写真や、ライブ演奏の状況の投稿と結合し、Facebookのユーザが、Place Tips機能を使用して、家に居ながら、チェックできるようにした。
Place Tips機能は、Facebookのユーザが、Lollapalooza音楽祭の演奏者や参加した友達が、撮影した写真や、投稿したメッセージ、位置などに関する情報をアクセスできるよにする。
これにより、Facebookのユーザは、Lollapalooza音楽祭のライブ・イベント情報を、家に居ながら、チェックできるようになった。
SnapchatやTwitterといった、Facebookのコンペチタが、ライブ・イベント情報の提供に投資しているので、Facebookも、ユーザが、リアルタイムなライブ・イベント情報を利用できるようにすることに投資している。
Snapchatは、Electric Daisy Carnivalで、昨年、ライブ・イベントの参加者が、写真やビデオを投稿できるようにする、「Our Story」機能の提供を開始した。
Snapchatは、スポーツのイベントから、South Carolina州議会堂からのConfederateフラグの取り外しイベントまで、あらゆるライブ・イベントの写真やライブ映像を投稿できるようにする、Snapchat Liveのアイデアを、さらに拡張した。
Twitterは、2015年末までに、ライブ・イベントの適用範囲を、さらに拡大させることを予定している。
Twitterの「Project Lightning」という名前の機能は、ユーザが、リアルタイムなライブ・イベントのコンテンツを見るための、新たなボタンを、Twitterのホーム画面に表示する。
Facebookは、ユーザは、知らないユーザが投稿したコンテンツではなく、友達が投稿したコンテンツをチェックできることが、SnapchatやTwitterの機能と異なっているという。
Facebookによると、Lollapalooza音楽祭のライブ・コンテンツの提供機能は、あくまでテストであり、将来のライブ・イベント機能のアプリケーションを開発するための調査の一環であるという。
