衣類を洗濯するときは今やほとんどの人が自宅やコインランドリーで洗濯機を使用していることでしょう。
そんな中、ハイアールアジア株式会社からCOTON(コトン)という手のひらサイズの「ハンディ洗濯機」が発売されました!
でも、コンパクトな洗濯機かぁ……。
確かに洗濯機は大きくて場所をとってしまうけど、小さいとたくさんのものを同時に洗うなんてできないはず。
洗濯機を持ち運びできたとして、使い道なんてあるかなぁ……。
ありました。使い道。
草野球をやっていると毎回ユニフォームがドロだらけになってしまい、それは普通に洗濯してもなかなか落ちないため、家族や母親に「またドロだらけにして……」と冷たい視線を受けてしまうのですよね。
野球にかぎらず、サッカーとか屋外のスポーツをやっている方なら経験があるのではないでしょうか。
このハンディ洗濯機を使い、帰宅前にドロ汚れを落として帰れば、洗濯をお願いしてもうしろめたさを感じることはなくなるはず!
早速このハンディ洗濯機「COTON」を試してみましょう。
ユニフォームのドロ落としに挑戦!
パッケージを開封してみると、本体とスポンジ状の小さいマットが封入されていました。
本体は本当に手のひらサイズ!
ロング缶の飲み物とか、整髪料などのスプレー缶のような大きさで、誰もがこれを見て洗濯機だとは思わないでしょう。
まず下準備として、本体内部のボトルに水を注入します。
他には洗濯用洗剤とキッチンペーパーと綿棒を用意する必要があります。
そして綿棒を使って洗剤を汚れた箇所に塗っていきます。
冒頭の写真よりドロが少なくなっているのは大人の事情です。
グラウンドに洗剤と電池を持って行くのを忘れてしまってその場で検証できず、ユニフォームを故意に汚しなおして検証を行いました。
持ち運ぶ際は洗剤などの道具一式を忘れやすいので注意が必要ですね!(無理やり)
洗剤を塗り終わったら、キッチンペーパーを四つ折りにし、付属のマットの上に置きます。
ここまで準備ができたら、いよいよCOTONを動かします!
キッチンペーパーを敷いたマットの上に、汚れた部分を下向きにして衣類を置き、その上からCOTONを押し付けてスイッチオン!
本体の先端部分が水を出しながら激しく振動し、衣類から汚れを叩き出すという仕組みになっているとのこと。
叩く場所を細かく動かしながら、汚れた箇所の全体を叩いていきます。
こんなので本当に汚れが落ちるのかな?と思い、半信半疑で様子を見てみると……おおっ!ちゃんと落ちてる!
ドロがキッチンペーパーに移っています!これはすごい!
さらにそのままカシャンカシャンと音を立てながら洗濯を続けます。
はたから見れば何をやってるかわからないあやしい人に見えるのでしょうが、ちゃんと効果が出ているのでだんだん楽しくなってきました。
そしてCOTONをさらに動かし続けること数分。
完璧とはいかないまでも、こびりついたドロをしっかり落とすことができました!
これなら洗濯機に入れれば一発でキレイになるでしょう!
醤油のシミ落としにも挑戦!
実際に一度使用してみて思ったのは「汚れの範囲が大きいと割と手間はかかるなぁ」ということ。
ではこのハンディ洗濯機はどんな時に使うのが最適なのかなと考えてみると、また思いつきました。
スーツや制服に醤油やソースなどを飛ばして汚してしまった時、その場でシミ抜きができたら便利そう……!
これも引き続き試してみることにしました!
まずは制服に醤油をこぼすため、なぜか家にあったセーラー服を着込みます。
「あっ!いけない!制服に醤油をこぼしちゃった!!」
シミはみるみるうちに広がり、結局結構広い範囲になってしまいました……。
はたして、しっかり落とすことができるのでしょうか!?
セーラー服でもやり方は同じで、洗剤を汚れた箇所に塗布し、裏からCOTONで叩きます。
なんと全体を少し叩いただけで、かなり汚れが落ちてきました!
ドロとユニフォームの時よりも相性がよさそうです。
だんだんと使い方のコツをつかんできました。
つい集中してしまいますねこれは。
ジャーン!おどろきの白さに!
使用して数分、見事に醤油のシミがキレイになりました!
COTONが最も活躍するシーンはこういった場面かもしれませんね。
食事をしているとよく服を汚してしまうという方はカバンに忍ばせておくと安心でしょうし、飲食店に1台置いてあるとお客様に喜んでもらえることでしょう。
いやあ、これは素晴らしい商品ですね!
ところが、「よし、それじゃセーラー服を干そう!」と思ったのですが、よく見ると一瞬のうちに醤油が反対側にも染み移っていたようです……。
醤油の浸透力、おそるべし……!
というわけで、最後にもう一度反対側もCOTONして醤油のシミは綺麗に落とせました。
ハンディ洗濯機「COTON」
http://aqua-has.com/coton/