アニメやら小説紹介―第1回、HELLSING―

  by ちびかさ  Tags :  

 

はじめまして。
何事も最初が肝心ですから、簡単に内容紹介を。

わたし、ちびかさが書く記事は基本的にアニメや小説などの紹介が多いです。
どうしてもほかのことになると話が長くなってしまうので・・・。

さて本題へ。
今回ご紹介するのは、『HELLSING』です。
この『HELLSING』は、1999年から 2008年まで少年画報社出版の雑誌、ヤングキングアワーズにて連載されていました。
アニメ化・OVA化もされており、アニメ版のアニメーション制作会社はGONZO、製作がHellsing製作委員会となっています。
OVAは#1から#4がサテライト、#5から#7がマッドハウス、#8以降はグラフィニカ、となっています。製作は同じくHellsing製作委員会ですね。

ストーリーは大きく大きく説明すると、王立国教騎士団、通称ヘルシング機関とそこと犬猿の仲であるヴァチカン及びその直属機関であるイスカリオテ機関、ナチスの残党であるミレニアム、
この3つの機関が三つ巴で戦争する話といった所でしょうか。

Wikipediaに簡略に纏められて 居ますので、そこからストーリーを引用しますと以下のようになります。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/HELLSING#.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AA.E3.83.BC
より引用)

20世紀末、英国では不可解な吸血鬼事件が頻発し、王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」がその対処にあたっていたが、ヘルシング本部が強襲されるなど多大な被害を受ける。一方、犬猿の仲であるヴァチカン及びその直属「イスカリオテ機関」と紆余曲折を経て協力関係を持ち、事件の黒幕が南米に逃れたナチス残党による組織「ミレニアム」だと知る。

ブラジルでの戦闘を経て、「ミレニアム」の正体が先の大戦末期にヘルシング機関が潰した「少佐」と呼ばれる男の部隊であると分かる。少佐は英国王室の会議で宣戦布告を行ない、その場にいながら少佐から無視されたイスカリオテ機関は、英国とミレニアムを共に潰そうと画策する。

そして、ミレニアムは1,000人の吸血鬼部隊を率いて再び英国本土を強襲、これに乗じたヴァチカン教皇庁の第九次空中機動十字軍3,000人も加わり、ヘルシング機関を合わせた三つ巴の大戦争が始まる。

はい、結構重いといえば重いです。
表現も中々グロテスクなものもあるので、苦手な方は受け付けないかもしれません。
しかし、この作品の面白さは 作中に出てくるキャラクター達のせりふ回しにあると私は思っています。

読者の方で、こんな言葉を聴いた事がある方はいらっしゃいませんか?

「諸君、私は戦争が好きだ」

これ、実はこの『HELLSING』からきています。
作中の登場人物に、少佐という人物が居るのですが、彼の演説の冒頭がこれなのです。
ちなみに、少佐は名前が表記されず、作中でも階級名である少佐や、総統代行、大隊指揮官などの役職名でしか 呼ばれません。
こういった独特の言い回し、いわゆる『平野節』(またはヒラコー節、作者の名前が平野耕太である事による)が人気の一部ではないかと。
きになった方は調べていただくと面白いかもしれません。

現在、DVDBOXなども出ていますので、実際にみていただくほうがより面白さを実感していただけるかと思います。
個人的な意見としては、アニメ版よりもOVA版をお勧めしたい所ですが・・・。
それでは、また次回があれば次回に。

「広く浅くたま~にマリアナ海溝より深く」をモットーに、本を読んだり興味のあることを調べたりしています。