2月は鉄道ファンにとって、ラストランや1番列車のチケットが発売される月となった。ダイヤ開催前のミニイベント。先日、JR指定券などを、高値で転売し逮捕される事例が発生した。いわゆるダフ屋行為である。
広辞苑で調べるとダフ屋 とは、入場券や乗車券を、買い込んで高く売り付ける商売の人となっている。
かつて、ダフ屋といえば、ヤクザ絡みが主流だったが、昨今は、ネットオークションを使うなどして、一般人も行っている。但し、転売目的ではない場合は問題ないとされ、その区別は曖昧だ。
経済の視点から考えると、チケットの値段が10倍で、売られていたら10倍の価値で売られることになる。単純にダフ屋は経済効果としては優れたものがあるのかもしれない。しかし、特定の人が買い占め、それを高く売り付けてしまったら、経済の秩序を乱してしまうと私は考える。
最近では、コンサートなどで、個人認証を、行うなどの対策が取られている。鉄道業界でやるのは困難ではあるが、何らかの対策を取るべきであろう。
鉄道の節目の舞台を金儲けに利用するのはどうかと思う。もう一度よく、考えて欲しいものだ。
※写真は友人から譲り受けました