伝記映画『JIMI:栄光への軌跡』が4月11日(土)より日本公開が予定されています。伝説の天才ギタリスト“ジミー・ヘンドリックス”、通称ジミヘンを演じるアンドレ・ベンジャミンの完コピのギタープレイも凄いらしい。
ところで、予告編でフライングVを弾くジミヘンの姿が気になります。ジミヘンのギターといえば、ストラト……なのでは?
ジミヘンといえばストラト?
ブライアン・ジョーンズ、カート・コベイン……。才能あるアーティストたちは、なぜか27歳で夭折する傾向があります。ジミヘンもまた、1970年に27歳で夭折した天才でした。
https://www.youtube.com/watch?v=rRamXIgSQaU
左利きのジミヘンは、右利き用のストラトキャスターを、逆に持ち替えて演奏するのが定番だと思いますよね。
予告編ではフライングVを弾きまくるジミヘン
予告編の動画を観ていると、ジミヘンがフライングVで演奏しています。
ジミヘンってフライングVで演奏するの?!
疑問を持ち始めたら、ジミヘンが「レニー・クラビッツ」のようにも見えてきました……。イメージが、崩れてゆく。心配になってきた……。
ジミヘンは、ギブソン・フライングVを愛用していた
調べてみると。ジミヘンは、ギブソン・フライングVを愛用していたらしい。Wikipedia先生は、映画の時代考証は正しいと言っているようです。
ストラトキャスター以外にも、ギブソンのフライングVやSG、レスポールを始め、様々なメーカーのギターを使用していた。ローディーだったエリック・バレットは「ジミがブルースを弾くときはいつもフライングアロー(フライングV)だった」と証言している。(引用※1)
弘法筆を選ばず、ジミヘンもギターを選ばず
ストラト=ジミヘン……。この強烈なイメージを揺るがせた点でも、伝記映画『JIMI:栄光への軌跡』には野心的な意図を感じてきます。アームが付いていないフライングVで、ギブソンの太いギターサウンド。どれくらい“ジミヘンらしさ”を見せてくれるのかも、見所のひとつかもしれないですね!
動画:YouTunbe/ http://youtu.be/G_73pNAn2o0
脚注・引用
引用※1:Wikipedia, ジミ・ヘンドリックス, 2015年3月2日閲覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
参考資料:伝説の“歯ギター”も披露! ジミヘン伝記映画で主人公の“完コピ”っぷりがスゴイ, http://getnews.jp/archives/831824
『JIMI:栄光への軌跡』公式サイト, http://jimi-movie.com/
画像引用:圧巻のギタープレイ!『JIMI:栄光への軌跡』予告編, https://www.youtube.com/watch?v=G_73pNAn2o0#t=10