最強の磁石を分子からデザインする
磁石といえばアルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石などのいわゆる永久磁石が思い浮かぶ。これに対して、電磁石などのように電流が流れたときだけ磁石になる一時磁石もある。
こうした磁石はどういう仕組みで磁石になるのだろうか?実は原子の中の電子のスピンという小さな磁石の向きがそろえばそろうほど強い磁石になる。
あらゆる物質を構成している原子は原子核と電子からなる。電子は電荷を持つと同時に、スピンという性質をもつ。スピンとは電子の自転運動に相当するもので、このスピンによって電子そのものが磁石としての性質を帯びている。
ふだん、このスピンはバラバラの方向を向いている。そして、互いの磁力を打ち消し合っている。これがこの電子のスピンを一定方向に、みんなそろえることができれば最強の磁石になるわけである。
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参考HP サイエンスポータル: 鉄原子42個で微小な最強分子磁石を合成
丸型/10mm×3mm/ネオジウム磁石 【10個】 | |
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山川 正光 | |
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