今日、2014年11月23日16時10分ごろ、新宿駅の14番線渋谷・品川行内回りの山手線ホーム上にて、運転手のミスによる停車位置の訂正という出来事があった。この出来事に、同ホーム上の駅員から乗客に対し、電車から離れてください、というアナウンスが流れた。
駆け込み乗車など、乗降客が原因の不測の事態にたいしてなら、いわば、上から目線のアナウンスも許されるだろう。しかし、自らのミスによる不測の事態に対し、上から目線のアナウンスは明らかに適切でないはずだ。
せめて、すいませんが、と言った謝罪の言葉を付け足して、アナウンスすべきではないのか?
そこで本題だが、そもそも、新宿駅は、巨大な駅にも関わらず、ホームドアを設置していない。
山手線の他の駅が次々とホームドアを設置するなか、はるかに乗降客の多い新宿駅で、いまだにホームドアを設置していないのである。
これまで、新宿駅では、目の見えない人や妊婦など、数多くの人が、ホームから転落し命を落としている。利用すればわかるはずたが、せまいホーム上をあれだけの人が往来すれば、転落事故が起きることは小学生でさえ予測できる。
にも関わらず、いまだに、ホームドアを設置していない新宿駅が、冒頭の出来事にたいして、乗降客に文句をいう筋合いがどこにあるのだろうか?
筋合いがないどころではなく、これまでに起きた多数の転落事故にたいして、業務上過失障害、あるいは、業務上過失致死をとえるのではないか?
さらに、民事裁判で、 事故によって発生した経済的損失に対する責任だってとえるだろう。
申し訳ないが、JR東日本さん、あなたがたに言い分などないと思うのですが。
法曹家の方々、ぜひ争ってください。
(他サイト、http://ameblo.jp/tropicalforest/entry-11955954985.htmlに、同一内容の記事がありますが、同一著作者による記事ですので、転用、または、著作権侵害ではありません)