オリコンランキングは死んだのか

  by ぶらっくまぐろ  Tags :  

オリコンランキングが死ぬ日
http://getnews.jp/archives/701013
という記事を書いて5日。いよいよランキングは発表された。
初日(というかフラゲ日である11/18)の結果は1位SexyZone(33種特典付き/30万枚)、2位EXILE(3ヶ月前の発売だが特典付き/8万枚)、3位ミスチル(1種/5万枚)であった。
通常の(特典商法ではない)CD売上は、初日売上から反比例的に減っていく傾向にある。
二日目の今日のランキング、普通であればダントツ1位のSexyZoneの順位は当然そのままに、良くて2位と3位が入れ替わるぐらいであろう。

そこの所踏まえて、二日目(11/19)のランキングを見てみよう。
1位ミスチル(2万枚)、2位SexyZone(1万枚)、3位防弾少年団(8000枚)という結果である。
まあなんとも分かりやすい結果であるが、これが“音楽”の正当な評価として判断されるべきだと考えるのは私だけだろうか。
初日に30万枚売れた“音楽”が、次の日に1万枚しか売れないことなんかあるんだなぁと。

確かに“ランキング”と称する以上、集計にまつわるきちんとしたルール作りの中で順位を付けるのは正しいし、そのルールの中でなりふり構わず1位を取りに行くという姿勢は否定するべきではない。勝ち負けにこだわるという意味ではむしろ清々しく正しいとさえ思う。

そういう意味で“オリコンランキング”は正しいし、死んでいない。
だがその“ランキング”を“音楽の評価ランキング”と受け取ることは、きっともうないだろう。

関西生まれ。 テレビとかCMとか馬とか食とか好きなので、そういう記事が多くなるかもしれないです。 執筆記事、超募集中。

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