全世界累計600万本を売り上げた大ヒットゲーム「The last of us」このゲームをプレイしたことのあるゲーマーならこの販売数も納得のはずである。しかし、世の女性はそうはいかないだろう。自分そっちのけで彼氏がゲームに熱中していたら面白くないと思うのは容易に想像がつく。というわけで、だったら彼女にもやってもらおうという企画が今年の夏に行われた。
TheLastofUsとは謎の寄生菌によって人類が激減し荒廃した世界で生き抜く主人公たちの苦闘を描いたサバイバルホラーゲームである。このゲームを終えたときまるで一本の映画を見終わったかのような感覚が味わえる。まさに遊べる映画である。お涙頂戴の分かりきったストーリーではなく、重厚に練られたキャラクターの人生設定とキャラクター同士の折り重なる思惑と行動が人臭さを感じさせてくれる物語の波となってプレイヤーの感情を揺さぶる。思わず、自分がこの世界に直面したらどうするか?を考えてしまう。
『世界1のゲームVS俺の彼女』と題して行われたこの企画。彼氏はこのゲームとテレビゲームという存在自体の誤解を解き、おもしろさを伝えるために彼女を映画館に招待する。映画館に入場し着席する二人。しかし、映画が上映されるのではなくなぜかプレイステーションのコントローラーを手渡される。そして目の前の大きなスクリーンで始まるゲームに、半ば強引に引き込まれていく彼女。数時間後、Thelastofusの世界にのめり込む彼女の姿を横目に一緒に熱狂する彼氏。ここまで来たら彼氏はしめたものである。案の定、ゲームプレイ後のアンケートに「ゲームのイメージが変わった。彼氏がゲームにハマるのも理解できる」と答える彼女。この動画を視聴した著者は思わずガッツポーズを挙げた。
画像引用:http://www.jp.playstation.com/scej/title/thelastofus/remastered/#cinemaplayリンク「世界一のゲームVS俺の彼女」YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=XOonwfbcpy4リンク