やり方は下記に。
ニコンの新発売D750はまとまってていいカメラですよね〜。
私も買ってしまいました。
ちなみに購入理由はニコンフルサイズ初のwifi内蔵だからです。まちわびたぜ。。。
で、なんですが、私の場合は仕事にipad3(ちょと古いけど)を持っていくんですね。撮影後すぐにipad3に転送して、クライアントに見せるわけです。もちろん新しいD750でも使えるといいなーーと思ってました。
そこで調べてみると、D750のwifi転送は公式にはWMUというニコンのアプリを使ってくださいとなっています。それでipad/iphoneで見れますよと。
しかし!ニコンさん、私20年近くニコン使っているのでこのくらい言ってもいいかなと思うんですが、このWMUってアプリが「私は」とっても使いづらいのです。カメラから端末に転送するのはいいものの、いちいち写真を選択して端末に取り込まなきゃならんのですね。この一手間がプロの現場では時間の無駄なんですよね〜。だってこっちは撮影してて、クライアントさんがipad見るわけで、「クライアントさん、選択して好きな写真転送してくださいwww」なんて言えるフォトグラファーは世界中にいますかね。そして次の仕事はもうないでしょう。。。w
で、本題です、D750からipad/iphoneにもっと効率よく転送する方法です。(ちなみにこれは2014年10月21日現在の方法です。今後はわかりませんので参考にされる方は自己責任でお願いします)
①必要な持ち物 D750 ipad3(ios8.1) / iphone5s (ios8.1)
②必要なアプリ ShutterSnitch バージョン3.2.1(有料¥1800)
https://itunes.apple.com/jp/app/shuttersnitch/id364176211?mt=8
です。有料かよ!って思ったかもしれませんが、無料で行きたい場合はWMUでいくか、eye-fi系のSDカードを買って、wifi転送する方法ですかね。 他にもあるかもしれませんが、わたしは知らないです(もう覚えられない)。ちなみに自分はeye-fi系のカードは持っていますが、なんか不安定な気がしてあんまり現場では使ってないです。(いろいろ試しましたが)
ではやってみましょう〜。思ったより簡単ですよ。
①D750のwifiを オン → 有効 にする。
②ipad/iphoneで 設定 → wifi で D750が出してる無線を選ぶ(この辺りは街中の公衆無線LANと一緒ですよね)
③ShutterSnitchを立ち上げる。すると・・・じゃーん!D750と表記されて写真転送ができるようになります。
※この時にアプリ画面の右上のプラスをタッチして、新しいコレクションを作成しないと写真が転送されませんのでご注意を!
ところでなんでこの方法でできてるかというと、実は同じ方法がニコンD5200(遊びカメラで持ってた)で、できるんですね。それでニコンのサポートに電話したところ、D5200にくっつけるワイヤレスモバイルアダプター WU-1aとD750の無線の仕様が同じなんだそうです。それでサポートの女性からも、保証はできませんが、もしかしたらそのアプリでipadに飛ばせるかもしれないですね(自己責任でお願いします)と言われてたのです。
そこで試してみたところ、見事できました!ということです。
ちなみに注意点として、ニコンサロン新宿で聞いたところによると、基本的(仕様的)にはjpgデータのみの転送となるそうです。同時にRAWで撮っている人は、RAWは転送されませんとのこと。(と書きましたが、あらためてテストしたところ、iphone5sにはjpg/RAW両方転送されました。なんででしょう?この辺りは微妙ですが、RAW転送はやたら時間がかかるんですよね・・・。 ipad3にはjpgだけでした)
またこの方法ではリモートシャッターは切れないですよ。あくまで転送のみです。
私はクライアントさんに見せるようなので、プレビュー写真としてjpgのみの転送が速くて便利です。ちなみにそういう意味なのでRAW+jpg sサイズ ベーシックで撮ってます。転送時間はjpg1枚で5秒から10秒かな。もう少し速いかも。結局データの大きさによります。現場にてストレスは私はそんなにありません。
以上です。長文お疲れさまでした!笑
※上記は2014年10月21日現在の情報です。私と同じ方法・機材などであればたぶん誰でもできるのでは?とは思いますが、試される皆様は自己責任でお願いします。(上記以外のipad/iphoneシリーズでは試していませんので)。