「Oculus Rift王への道」・・・・すっかり忘れていたけどOculus Rift DK2注文していたんだったっけ – 悪戦苦闘編(66)

すっかり忘れかけていたけどOculus Rift DK2注文していたんだった!

前回までのあらすじ

すっかり忘れかけていましたが、実はOculus Rift DK2を注文していました。この度、商品が到着しました。

まずは本体及び付属品一式です。

3Dグラス本体です。

本体を持った第一印象。「軽っ!」

第二印象。「・・・思っていたより、ちゃっちいっ!」

第三印象。「配線多っ!」

・・・やっぱり、現品を手に取ってみないと分からない事が多いですね。

初期設定で大悩み!

とりあえず、説明書の英語は読めないので、挿絵を参考に手あたり次第繋いでみます。

…こんなものかな。

…なんだか、グチャグチャになってしまいました。

接続が完了したので、次はPCの設定です。

「oculus rift DK2 設定」でググってみると、こちらのページが検索出来ましたので、今回参考にさせて頂きました。

 

楽しく使う Oculus Rift DK2

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1PtYxl2VmlNTJIxU-yrwEXCwGhYaT7bihKGqvfL7k5oE/htmlview

まずは、Oculus VR Developer Center で、「開発者登録」を行います。

https://developer.oculusvr.com/

「Register」ボタンをクリックして…

姓名、希望のID、パスワード等を入力して登録を行います。

あとはダウンロードページで、必要なファイルをダウンロードします。

https://developer.oculusvr.com/?action=dl&p=sdk&v=21

一番大事なファイルは、「Oculus Runtime for Windows」です。

これをインストールする事で、「サービス・ディスプレイドライバ・カメラドライバ」がインストールされます。

まずは。「Oculus Runtime for Windows」をダウンロードして、実行してみました。

「あり?Oculus Riftが認識されていないゾ?」

USBの配線や、ディスプレイ端子が外れていないか再確認をして見ましたが、特に外れている様子は有りませんでした。

「…もしかして、Oculus Rift自体が、不良品…?!」

落ち着け!考えるんだ!何か手がある筈だ!

…いくらデジタルガジェット購入1年後故障率100%を誇るFURUのツキの悪さが原因だとしても、いきなり不良品が到着するなんてそうそう無い筈です。どこかに原因が有る筈です。

まずはディスプレイモードを変更して見る事にしました。

「Oculus Configuration Utility」「Tools」「Rift Display Mode..」をクリックします。

「Display Mode」「Direct HMD Access from Apps」にチェックが入っていたら、「Extend Desktop to the HMD」にチェックを入れ直してみます。

「Direct HMD Access from Apps」モードは、高速描画をしてくれる様ですが、機種や環境を選ぶ様です。Oculus Riftをオーソドックスな、外付けディスプレイとして認識するモードが、「Extend Desktop to the HMD」モードという訳です。こちらは、画面表示される確率は高くなるものの、若干、描画スピードは遅くなる様です。

「Extend Desktop to the HMD」モードに変更してみましたが、Oculus Riftの液晶画面には何も映りません。

そもそも外付けディスプレイとしても認識してくれていない様です。いよいよ重症です。

Oculus VR に文句言う前に、最後の最終チェックを行ってみました。

…すると…

「あれ?」

そっと引き抜いてみると…

有線LAN端子に、USBケーブルが刺さってました。

ノートパソコンの裏側は、目検討で端子に差し込んでいたのですが、有線LAN端子の穴って、USBケーブルが綺麗にスッポリ入ってしまうんですねェ。

USBケーブルを、きちんと空いているUSB端子に差し込んで見ると…。

「やったよママ!映ったよ!!!!」

…まあ、得てしてトラブルの原因なんて、こんなものなのかもしれませんねぇ。

実際にHMDを装着してはみたものの

実際にHMDを装着して見ました。

「…おおっ!映ってる映ってる!」

向きを変えて見ると

「…おおっ!動きが追従している!」

…しかし、その後、すぐにある事に気が付きました。

「…画面に黒い点が。液晶の傷?」

HMDのレンズのアタッチメントを外してみると、それは、液晶パネルの上に付いていた「塵・埃」でした。すぐに眼鏡拭きで液晶上の「塵・埃」を払いましたが、意外と拭いきれないもので、結構しばらく画面を凝視していると気になります。

長く使い続けるのであれば、カメラ用のブロアーは必需品になりそうです。

 

カメラ用 クリーニング ブロアー DN-42145 【あす楽対応】【P12Sep14】[★] 

http://item.rakuten.co.jp/donya/mt2013112811/

また、各メディアでは「Oculus Rift」はバラ色の商品の様な取扱い方をしていますが、動作の可否については、結構、PCの機種や環境に依存します。

 

ワタクシの環境下での動作状況は下記の通りでした。

一番スペックの高いDELL XPS27で動いてくれれば良かったのですが、Oculusの為に、既に色々周辺機器を繋いでいる物を外すのも面倒なので止めました。

Surface Pro2で、「Direct HMD Access from Apps」モードが上手く動いてくれなかったのが意外でした。Windows標準機の様な位置付けの機種なのに。もしかして、上手く動かなかったのは私だけ?

Lenovo ThinkPad T410S は、一通りの動作はしてくれましたが、やはり一昔も二昔も前の機種。パワー不足は否めません。

なんとも消化不良な結果となってしまいました。

そうそうハイスペックな機種を持っている人が多いとも思えないので、購入後、残念な思いをする人もこれから増えるのではないでしょうか。

 

あと、先代の「Oculus Rift」を体験していないので、高望みしすぎだったのかもしれませんが、DK2って、本当に、高解像度で美しい画面?なのでしょうか?ドットがまだまだ見え見えなのですが。

昨今、テレビの世界では、4Kとか8Kとかのテレビが流行っていますが、少なくとも、画面を見る者が、画素数を意識しない程度には高解像度になってもらいたいです。一般市販モデルに向けて、配線の一部のワイヤレス化と、更なる画素数アップを期待します。

 

「でも購入は自己責任ですからね」

・・・・その通りですハイ。

 

…続く。

※カメラ用 クリーニング ブロアー DN-42145  の記事の執筆に当たっては、株式会社ドスパラ(上海問屋)様に執筆のご承諾を頂いております。

※Oculus Rift の記事の執筆に当たっては、商品は個人で自腹で購入後、Oculus VR, Inc様に執筆の連絡を行っております。

※Girlsイラスト:http://furu-yan.jimdo.com/

※写真撮影:FURU

FURU

デジタル系ガジェットに散財する、サラリーマン兼漫画描き兼ライター。電脳ネタがテーマの漫画を得意とする→http://www.furuyan.com

ウェブサイト: https://www.furuyan.com/